深夜3時、家の前にあるアパートから子猫の鳴き声がして目が醒める。
明らかに母猫を 探す子猫の声で、25年猫を飼ってる身としては居ても立っても居られない。
が、眠気には勝てず捜索は明日に持ち越すことに。
台風の次の日で風が強い。朝になり、子猫の声はしなくなっていた。
娘を見送り、仕事に行き、いつもと変わらない一日を過ごしてた。
スーパーで簡単に済ませれる食材を買い、娘を寝かしつけるまでのスケジュールを頭で組み立て、
いつもと変わらない夜を過ごすつもりでスーパーを出た。
家の前に着くと、アパートの前で25歳ほどの男性が車のエンジンルームを開け、スマホを片手に話をしている。
普段、アパートの人とはお互い挨拶もしなければ目も合わせない。
この日も車からサッと降りて家に入り、娘の荷物、私の荷物を解き、飼い猫に餌をあげ、スーパーの袋から夕食を準備する、いつもと変わらない夕方のはずだった。
車から降りて、男性に声を掛けていた。
「子猫ですよね?」
→②へつづく