↓予想問題A-1(計画編)は以下のURLをクリック
http://ameblo.jp/cg-star9c/entry-11765503245.html
こちらの方はすべてオリジナル問題、4択にしました。
11)用語とその単位との組み合わせとして、最も不適当なものはどれか。
1.絶対湿度 - kg/kg'
2.日射量 - W/㎡
3.熱伝導率 ー W/(㎡・K)
4.周波数 - Hz
不正解:3
熱伝達率・熱貫流率の単位は W/(㎡・K) 、熱伝導率の単位は W/(m・K)
12)用語とその単位との組み合わせとして、最も不適当なものはどれか。
1.昼光率 - %
2.照度 - lx
3.輝度 - cd
4.光束 - lm
不正解:3
環境の教科書p104参照
光束 → 光のエネルギー量、単位はlm(ルーメン)
光度 → 点光源の明るさ、単位はcd(カンデラ)
照度 → 受照面の明るさ、単位はlx(ルクス) もしくは lm/㎡
輝度 → 人が見る面の明るさ、単位はcd/㎡
13)住宅の計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1.コートハウスとは、建築物や塀で囲まれた中庭をもつ形式の住宅のことである。
2.サービスヤードは、ユーティリティとの動線を考慮して配置する。
3.各居室の収納面積は、それぞれの床面積の20%程度とした。
4.寝室の気積は、1人当たり6㎥として計画した。
不正解:4
6㎥ → 12㎥(程度)
14)集合住宅の計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1.片廊下型は、階段室型に比べて、エレベーターの設置台数を少なくできる。
2.スキップフロア型は、エレベーターから各住戸への動線を短くすることができる。
3.中廊下型は、一般に、住棟を東西軸に配置することが多い。
4.階段室型は、片廊下型に比べて、各住戸のプライバシーを確保しやすい。
不正解:2
スキップフロア型は、エレベーターの停止階から廊下を移動し、停止階の上下階に階段でアプローチするので、動線が長くなりやすい。
15)集合住宅の計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1.共用の中庭を中心に、それを囲んで配置される形式の集合住宅を、テラスハウスという。
2.ポイントハウスは搭状に高く、計画によっては住宅地の景観に変化をもたらすことができる。
3.コーポラティブハウスは、住宅入居希望者が集まり、協力して企画・設計から入居・管理までを運営していく方式の集合住宅である。
4.リビングアクセス型は、一般に、各住戸の表情を積極的に表に出すことを意図して、共用廊下側に居間を配置する形式である。
不正解:1
テラスハウス : 各住戸がそれぞれの土地に接し、専用庭を持つ形式の集合住宅。
タウンハウス : 共用の中庭を中心に、それを囲んで配置される形式の集合住宅。
(補足説明)
コレクティブハウス:複数の世帯が共同で住む形式で、個人のプライバシーを尊重しつつ、家事、育児、高齢者介護などを共有できる。
16)事務所ビルの計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1.床面積が同じ事務室における机の配置形式については、一般に、並行式より対向式のほうが多くの机を配置することができる。
2.レンタブル比は、貸事務所ビルの収益性に関する指標の一つであり、収益部分の床面積に対する非収益部分の床面積の割合である。
3.コアプランについて、より明快な二方向避難を計画するためには、センターコアよりダブルコアのほうがよい。
4.事務所ビルの執務空間の計画において、1人当たりの床面積を9㎡とした。
不正解:2
レンタブル比とは、総床面積に対する収益部分の床面積の割合のこと。
(補足説明)
4. 事務所の床面積 1人当たり8~12㎡
17)劇場建築の計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1.舞台において、上手とは、客席側から見て右側をいう。
2.劇場の計画において、客席と舞台の一体感を演出するために、スラストステージとした。
3.一般的な劇場における1人当たりの客席所要面積は、通路を含めて0.4㎡が目安である。
4.オペラ劇場における可視限界距離は、一般に、38m程度である。
不正解:3
0.4㎡ → 0.5~0.7㎡が目安
18)商業建築物の計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1.高級品や固定客を対象とする店舗の店頭方式を、閉鎖型とした。
2.物品販売店舗において、ショーケースで囲まれた店員用の通路幅を110cmとした。
3.百貨店の売場部分の床面積の合計(売場内通路を含む)は、延べ面積の50%~60%程度とした。
4.一般的なレストランの厨房の床面積を、客席部分の床面積の10%とした。
不正解:4
客席部分の床面積の 10% → 35~45%
(なお、全体の床面積の25~35%必要)
19)地域図書館の分館の計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1.貸出し用の図書を、できるだけ多く開架式として提供した。
2.新聞や雑誌などを気軽に読む空間として、レファレンスルームを設けた。
3.書架を設置しない40人収容の閲覧室の床面積を、100㎡とした。
4.館内の図書などを無断で持ち出されることのないように、BDS(ブックディテクションシステム)を採用した。
不正解;2
ブラウジングルーム:新聞や雑誌などを気軽に読む空間
レファレンスルーム:利用者の資料・情報の選択や、調査・研究などに対して、適切な資料の検索やその解決をサービスする場所
補足説明)
3.閲覧室の床面積(書架除く) 1席当たり1.6~3.0㎡
20)駐車場及び駐輪場に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1.直角駐車形式の屋内駐車場において、自動車用車路の幅員を6.0mとした。
2.屋内駐車場の自動車用車路の屈曲部の内法半径を、6.0mとした。
3.屋内駐車場の自動車用車路のはり下の高さを、2.0mとした。
4.一般用自転車の駐輪スペースを、1台当たり幅60cm、長さ190cmとした。
不正解:3
はり下の高さは、2.3m以上必要
補足説明
1.直角駐車形式の屋内駐車場において、自動車用車路の幅員は5.5m以上 (一方通行では3.5m以上)
2.屋内駐車場の自動車用車路の屈曲部の内法半径は、5.0m以上。