毎年、この日はいろいろと考える。
9日も少しは考えるけど、6日のほうがより。
うんと子供だったころのある日、ニュースで戦争の様子を見たことがあった。
何度目かの中東戦争だったように思う。
でも、その時は、戦争というのは昔の話なのに、今戦争してるなんてこのニュースはウソ、と思った記憶がある。
それから何年かして、原爆や東京大空襲などの歴史を知った。
それを題材にした番組や映画などもいくつかみた。
そうしたら、とにかくコワイ、と恐ろしくなった。
道を歩いていても、こういうときに空から爆弾が降ってくるのでは、とドキドキしたりもした。
戦争中だったとはいえ、日常の中で原爆などが落ちてくるってそういうことだと思ったから。
コワイんだから、事実を知らねば、と何故か思った。
そして、原爆や戦争の本、主に体験本をたくさん読んだ。
現在は、このジャンヌの本は基本的には読まないが、毎年この日は気になる。
今年の平和記念式典には福田総理がちゃんと参加していることに安心した。
世界唯一の各被害国として、一国の総理大臣は参加すべきと思っているから。
平和に対する取り組みなどは、改善点すべき点なども多いけど、儀式的な姿勢さえなくなるとどうにもならない気がして。
ここ数年の中で、原爆を取り扱った本でとても印象に残っていて大事にしているもの。
これまで読んだ原爆を取り扱った本の中で、ちょっと視点が違うとも思うもの。
こうの史代氏の「夕凪の街桜の国」
- 夕凪の街桜の国/こうの 史代
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もともと、こうの史代氏の、鳥を題材にした作品がお気に入りだった。
ぴっぴら帳とか、こっこさんとか。
こうの氏の描くセキセイインコはとてもカワイイ。( ´艸`)
鳥モノは全部持ってます。(‐^▽^‐)
- ぴっぴら帳 1 (1) (アクションコミックス)/こうの 史代
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- ぴっぴら帳 (完結編) (Action comics)/こうの 史代
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- こっこさん/こうの 史代
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そんなこうのさんの原爆を題材とした作品。
田中麗奈さん主演の映画も作られていたような。
(インコは原作派なので、映画は観てない。)
この作品で手塚治虫文化賞新生賞を受賞したと知ったとき、とっても嬉しかった。
この作品、インコには結構難しかった。
一回読んだだけでは話がちゃんとは理解できなかったのだ。
何度も何度も読んでいて、やっと解ってきた。
そうしたら、手元から離せない作品となった。
過去に読んでいた原爆関係の本は、被爆者直接の方々の関係したものだった。
でも、この作品は、広島出身だけど、直接被爆とは関係してこなかった、若い世代の作品。
そこからの感覚が新鮮で、かつ、もともとも著者の醸し出すほのぼのさと合わさって、すごい作品になってるかも。
敢えてここではあらすじはなし。
でも、興味ある人は読んで欲しい作品。
鳥好きさんには、ぴっぴらさんもこっこさんも知ってもらいたい!♪(*^ ・^)ノ⌒☆
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