一時、オトナなのに活字離れかよっ、と自分つっこみしたくなるくらい文字を読むことなかった私。
それが、横になっていれば結構アタマが動く+小説なら結構読める(真面目な本は理解しにくい)ことがわかって以来、小説は私のQOLを上げるのに欠かせないものとなっている。
そこで、今の時期にぴったり?で今読み直しているお気に入りの小説について。
お正月に欠かせない、どうしても毎年見てしまうモノ。
それは箱根駅伝。
今年は3校も棄権してしまい、棄権してしまったランナーの、特に靱帯損傷してしまったらしいランナーの心身の回復を祈るばかり、である。
そんなドラマのつまった箱根駅伝をみていて引っ張り出してきた小説。
- 「風が強く吹いている」 三浦しをん著 新潮社
- 風が強く吹いている/三浦 しをん
- ¥1,890
- Amazon.co.jp
直木賞を受賞した、特に女性作家の中に、とても気に入るヒトが出る私。o(〃^▽^〃)o
三浦しをん氏もその流れで読み始めてヒット。☆彡
この作品は、直木賞受賞後初の小説。
箱根駅伝を見て引っ張り出したこの小説、どんぴしゃで箱根駅伝を題材としている。
現実離れした、けれど、実際にありそうな、目の離せない設定と展開、三浦しをん氏らしい同人誌系のヲタワールドもしっかりちゃっかり盛り込まれた作品。(o^-')b
主人公の心の成長がほほえましい。
強さとはなにか、それを考える姿勢が、毎日をどう楽しく過ごせばよいかを何気なく自分が考えることにも良い影響を与えているようだ。
箱根駅伝の各区の特徴と登場人物の性格のリンクも楽しめる。
それぞれの個性が強く、個々にあった人生の歩み方をすればよいのだ、そのままでよいのだ、と思える。
そこがまた、私は私らしく、自分にむいた楽しい毎日を過ごせる方法を探そうと、自分ともリンクさせて、よくわからない感動をしてみたり。(今もそれなりに毎日楽しいのだけれど、より楽しい生活を目指したい。)
感動したついでに涙ぽろぽろってもことも。(〃∇〃)
小説を読みながらココロの洗濯もできちゃいますねぇ。
数回目読んでる今回も(笑)。
これから毎年この時期になると引っ張り出して読む、定番?の小説にすでになっているかもしれない。
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