前の記事:実験してみた

 

 

本日も日中に寝ないように過ごしています。

 

湯たんぽやカイロを使用していましたが午後から足裏の筋肉がこわばります。

 

少々歩行が辛くなってきました。

 

肩から頭にかけての筋肉も緊張しているようで軽めの歯ぎしりが始まっています。

 

夜間の睡眠の質が悪いぶん日中の睡眠で取り返してやっと安定するようです。

 

今夜は相当早めに就寝してみようかと思います。

 

質の悪さを量でカバーできるのか。

 

新たな実験です。

 

今回はうつ病に関する気になったニュースです。

 

 

(1)うつ病の「引き金」物質を確認

 

外部リンク:朝日新聞デジタル

 

 

東京慈恵会医大の研究チームがうつ病の発症リスクを増大させるたんぱく質が見つけたそうです。

 

記事によれば疲労の蓄積が起きるとヒトヘルペスウィルスが唾液内に急増し、

 

その一部が口から鼻に逆流。匂いを感じる脳の中枢である嗅球(きゅうきゅう)に再感染。

 

ここで「SITH1(シスワン)」と命名されたたんぱく質が作られます。

 

この物質により脳細胞にカルシウムが過剰に流れることで嗅球で細胞死が起き、

 

これに伴い記憶をつかさどる海馬での神経再生が抑制されるとのこと。

 

このことが広く認知されれば患者への誤解や偏見が改善されるのではないでしょうか。

 

 

(2)心の病であるとの誤解

 

うつ病は心の病であるかのように世間的には思われています。

 

未だに偏見は根強く 心の弱い人がなる病気であるとか、

 

気の持ちようでなんとでもなると誤解している人が多いと感じます。

 

実際は身体が壊れるまで頑張ってしまった人が発症するものだと私は思います。

 

私がCFSを発症した当時も頭の内部で何かが起きていることを感じていました。

 

後頭部で何やら悪いものがうごめいている感覚です。

 

自律神経も交感神経優位のままロックがかかり元に戻せません。

 

切り替え機能そのものが完全に壊れたような状態。

 

そこから日を追うごとに症状は悪化していきました。

 

発症してから3週目には写真や手紙を処分して身辺整理を始めています。

 

つまり身体が壊れたのが先で、心がついていかなくなったのは後からでした。

 

この経験からうつ病も同じ手順を踏んで発症するのではと考えていました。

 

今回の研究成果は『気持ちの問題ではない』ことの証明になると思います。

 

 

詐病のレッテルから診療拒否にあうことも多い病気。

 

原因が特定できるだけでも多くの人が偏見から救われます。

 

研究に協力できることがあれば良いのですが。

 

次の記事:ナナフシギ