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 10月に入り、気温がぐっと下がってきました。

 

冷えが大敵のこの病気にはそろそろ手袋やマフラ-の着用が必要になります。

 

医師からは最低気温が20度を目安に手袋を着用した方がよいと言われました。

 

一年を通して足裏用の貼るカイロと、腰回り用にハクキンカイロを使用しています。

 

今回は、ハクキンカイロについて詳しく紹介したいと思います。

 

(1)ハクキンカイロミニ

ハクキンカイロミニ本体と外箱

 ハクキンカイロには大きさが色々あります。

 

ポケットに入れても邪魔にならないサイズはこのミニです。

ハクキンカイロミニ開いたところ

 カバーを外し火口を外すと中には綿が詰まっているのが見えます。

ハクキンカイロミニ専用容器

ここに専用の容器を取り付け専用のベンジンを染み込ませます。

 

ハクキンカイロミニの場合は1.5カップで最大の18時間使用できます。

 

ちなみにスタンダードサイズは最大24時間。

 

ジャイアントサイズは30時間となります。

 

エビスベンジン

ベンジンはハクキンカイロ指定のエビスベンジンを使用します。

 

NTベンジンという黄色の容器のベンジンも販売されています。

 

個人的にこちらの方が熱反応が良いと感じました。

 

 

(2)使用時の注意点

 

説明書によれば『ベンジンを直接燃やすのではなく、気化したベンジンがプラチナの触媒作用により徐々に酸化発熱する化学カイロ』です。

 

その発熱量と持続時間は使い捨てカイロとは比較になりません。

 

この病気でなくとも使用をおすすめします。

 

ただし使用法を誤ると寿命を縮めてしまうので以下の2点に注意してください。

 

 

①プラチナ触媒を直接指で触れないこと

 

気になって触ってしまいがちな部分です。(私は触りまくってました)

 

ここに汚れや油分がついてしまうと熱反応に悪影響を及ぼします。

 

触れないようにしましょう。

 

 

②『火をつける』のではない

 

ベンジンを直接燃やしているわけではありません。

 

触媒にライターの炎で3~秒ほどあてて温めれば反応が始まります。

 

ハクキンカイロ使用上の注意

 

×印のついた図のように逆さにして加熱しがちですが、

 

ススがついて火口が黒くなり痛みが早くなります。

 

また、中綿も焦げてしまうので反応が悪くなります。

 

 

(3)メンテナンスについて

 

プラチナ触媒や中綿については通販サイトなどで取り寄せることが可能です。

 

ハクキンカイロミニのサイズについては交換綿が製造されていません。

 

公式サイトを通じて有償での交換になります。

 

 

毎日使用していると半年を過ぎた頃から徐々に熱反応が弱まってきます。

 

今回は市販のコットンで自前交換してみました。

 

支障なく使用できています。

 

 

一度使えば使い捨てカイロには戻れないと思います。

 

屋外での仕事や冬のレジャーなどにも活躍すると思います。

 

試してみてはいかがでしょうか。 

 

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