5月SQは38509.47円(4月SQ比-1311)でで決まりました

 

日経225先物は日本を代表する株価指数なので、トレードする上で日本株需給で相場観を見ています

 

日本株需給は3月に予想したとおりに動いています

需給から日経の値動きを予想してみた(3/16)

 

①中期需給データ

 

対内証券投資(地域別)状況(2023/1-2024/3)

 

財務省が公表している地域別の日本株売買を見ると日本株を買っているのは主に英国経由の投機と思われる資金です

3月は英国資金の流出はありませんが、海外勢全体では売り越しになっています

 

英国、米国、海外勢全体の売買を2022/12をゼロとして毎月の累積売買金額をグラフにしたものです

 

 

 

投資主体別売買状況(2023/1-2024/4)

 

東証が公開している投資主体別売買状況からは、日本株の買い主体は多い順に海外勢、個人信用、証券会社自己勘定ですが、4月は証券自己勘定は売り越しています

 

海外投資家、個人現金、個人信用、信託、証券自己を2022/12をゼロとして毎月の累積売買金額をグラフにしたものです

 

 

②中期需給の考察と今後の予想

 

財務省データからは海外勢は3月は売り越しています

開示前ですが過去のサイクルから見ると4月は売り越していると予想されます

 

一方で東証の投資主体別の売買状況からは4月は海外勢は+15756億とおおきく買い越しになっているのですが、証券自己勘定がそれを上回る-19852億の売り越しになっています

 

財務省データには取引所外取引が含まれていますが、東証データには取引所外取引は含まれていません

 

海外勢と取引所外取引をしている証券会社が、海外勢のニーズを知って証券自己勘定売りや先物売り仕掛けをしているのではないかと想像しています

(まあ天邪鬼による妄想の範囲ですが)

 

欧米は金融引き締めから緩和への利下げ期待、日本はこれから金融引き締めで利上げ懸念という転換期にあります

相場サイクルでは欧米は金融相場の入口、日本は逆業績相場の入口です

 

ここからはゆっくりと時間をかけて海外勢が売り、国内信託銀行と個人が買うという構図になりそう

そして、いったん個人が耐えられないような下落でふるい落としてから上昇していくことを想像しています

 

さて、どうなるか

まずは6月SQに向けてトレード楽しみましょう🤣