出来高分析をすることで大口の手口がよく分かる
大口は安値で買い集め、高値で売り抜ける
ローソク足の長さと出来高をよく見ておくとそれが分かる
まず、「買い集め」
底値近くで売りを入れ、市場参加者がその誘いに乗る
大きく下げる長いローソク足が合図だ
市場参加者が大口の仕掛けにかかった、あるいは狼狽売りをすると出来高が膨らむ
下がった安値で大口は買い集める
値を上げないようにコツコツと買い集めるので出来高は膨らまないし、時間もかかる
買い集めが終了する頃にはこの水準での売り手はいなくなり出来高が小さくなる
そこから上昇転換する
下降から上昇転換へのシグナルだ
そして買い集めの反対が「売り抜け」
高値で大口が売り抜ける手法
ローソク足と出来高の組み合わせは買い集めと反対になる
売り抜けの応用編を
実際の売り抜けチャートを見てみよう
高値圏でヘッドアンドショルダーなど、市場参加者の多くが下げを想定するところで大口が仕掛ける「売り抜け」手法
市場参加者の多くは、ヘッドアンドショルダーのあとは下げる事を想定して、売りエントリーと同時に少し上にロスカット指値をおく
そこで上げ仕掛けをして、ロスカット買い指値を餌食にする
そのあとはコツコツと売り抜けて、買い手がなくなると下げ始める
出来高を見る事で、大口の手口に乗って
逆張りすることが出来る
もちろん、大口もたまには失敗するので
その時は笑い飛ばそう🤣
PS:大口とは日経225先物市場を動かす資金を持っている誰かであり、本当に大口がこのブログに書いたように売買しているかどうかはわからない(笑)
重要なのはそのようにチャートに現れているということだ
その後に現れた実際のチャート例