・第一問 問一抜粋
問1
本問は、帳簿組織に関する問題である。簿記は財務諸表作成のための主要簿だけでなく、日常的な経営管理のために不可欠な補助簿から構成されている。
本問では、かつての特殊仕訳帳制で問われていた能力を、現代的視点から、補助簿、証ひょう等の情報から取引を推測し、複式簿記を復元できるか、帳簿、勘定間の連携を理解できているかを問うている。
以上
しびれますねえ。
複式簿記は採用していないと問題に記載しておきながら、
複式簿記で記帳(再現、理解)できるかが問われている。
特殊仕訳帳制の問題は問われなくなってきていますが、その能力は必要だという事。
ポイントは身に着けておかなければならないと。
ちょっととれれば良いという事ですが、コメントを読むとまた違って見えますね。
・問2の抜粋
利息要素を区分して処理と記載されていますが、収益認識基準の問題が出てたんですね。
問2
本問は、今年度から適用される「収益認識に関する会計基準」に関する問題である。収益認識に関する会計基準で要求されている利息区分法と、固定資産の割賦購入において、帳簿上、債務を純額で計上する償却原価法を採用した場合の処理を理解しているかを問うている。
割賦販売の処理については、簿記上の債権債務管理と財務諸表上の取扱いに対応するための評価勘定による処理を理解しているかについても問うている。
なるほどなあ。
試験委員は変わるし、対策の限度もあると思いますが、
どんな考えで問題出しているか、知っておくのは大事だなと思いました。