NISA⑤
さて、つみたてNISAのメリットとデメリットを見ていきましょう。メリット・20年間は運用益・分配金が非課税 通常、投資で利益を得ると、運用益・分配金に対して20.315%の税金がかかります。 つみたてNISAでは20年間非課税です。・少額から始められる 金融機関によって異なりますが、月々の積立額を100円などから投資ができます。 まずは少額から、余裕が出てきたら投資額を少しずつ増やすこともできます。・積立型 つみたてNISAは設定した間隔で自動的に買い付けるため、投資のタイミングの判断が不要。・ドル・コスト平均法で平均買付単価を抑えられる ※ドル・コスト平均法・・・価格が日々変動する金融商品を一定額ずつ分けて購入する ことで、平均買付単価を抑える方法 これにより、価格が高い時期には少なく、価格が安い時には多く投資が行われるため 長期的に見ると平均買付単価の低下が見込めます。 ・低コストで長期的に運用可能 金融庁が「長期」「積立」「分散」の投資に適していると判断した金融商品のみの取り扱いで、 販売手数料が0円のノーロードの商品や信託報酬の低い商品が対象。 価格の変動によるリスク等は当然ありますが、非課税期間が最長20年と長く、低コストから運 用可能。・いつでも換金可能 好きなタイミングで売却し、換金できます。 (売却した際に、その分の非課税枠に対して再投資可能ではないので注意)・年齢に上限がない iDeCoのように年齢の上限がありません。デメリット・金融商品が限定されている 投資信託やETFのみと、投資先が少ないので、豊富な投資先を希望する場合や、個別株式や REITへの投資を希望する場合には一般NISAを選んだほうがいいでしょう。・元本割れの可能性がある 「投資」ですので、絶対損をしないわけではありません。 運用成績次第で元本割れの可能性も考えられます。・損益通算や繰越控除ができない 損失が出ても、通常の投資のように他の運用益との相殺や、年を跨いでの繰越ができません。・非課税投資枠の持ち越し・ロールオーバーができない 一般NISAも同じですが、年間の非課税投資枠が余っても翌年に持ち越すことはできません。 また、一般NISAと異なり、非課税期間終了時に翌年の非課税投資枠に移す「ロールオーバー」 はできません。・リバランスが難しい 分散した投資配分のうち、値上がりしたら売却し、割合が減った分に再投資することで、崩れた 投資配分を元にもどす「リバランス」をするための、スポット購入ができません。 配分の調整は、各投資信託の積立額を見直すしかありません。・所得控除の対象ではない iDeCoは積み立てた全額が所得控除となり、所得税・住民税が軽減できますが、つみたてNISA は所得控除はできません。