いろいろ書き始める前に、私が勤務したアメリカに本社がある投資銀(日本でいう証券会社)の大まかな組織と給与体系を書いておきます。
社内は、大きく分けて、フロントとバックという組織で構成されています。
フロントは、株式、債券、先物など、会社に利益をもたらす、営業部門。
バックは、財務、総務、人事などの会社を管理する部門。
給料は、フロントとバックでは、天と地程の差があります。
フロントの一人前のセールスになると、悪い人でも、年収3千万位(この位の給料しか貰えない人は、大概、クビになってしまいます)いい人なら、年収1億以上です。それに、なんでも会社の経費で落とせるという特典付きです。週刊誌1冊まで会社の経費で落としてました。
アメリカ人のセールスは、これに都心の超高級マンション付きです。
日本人だと、せいぜい家賃50万が上限でしたが、アメリカ人だと、
家賃200万以上のところに住み、さらに奥さんの遊興費までも会社持ち
でした。1か月に東京アメリカンクラブでの遊興に100万使った奥さんが
いて、さすがに、この時だけは、注意が入ってました。
バックは、大手都市銀行よりも、少し上位の給料。私は、転職して、月給手取りで約8万円アップしました。
フロントでも、高給取りは、一人前のセールスだけで、アシスタントになると
バックと同程度で、経費も自由に使えません。アシスタントの下には、派遣
社員が沢山いました。
社内で、給料が低いのは、秘書。日本人の感覚では、秘書は、華やかな職種ですが、アメリカでは、雑用係のアシスタントと言った感覚のようでした。
さらに、一番、給料が低いのは、受付嬢、給料手取りで15万位でした。