経営者が失敗しない予実管理のやり方。 -3ページ目

経営者が失敗しない予実管理のやり方。

予実管理をするその前に経営者がやるべきこと。
企業のビジョン実現のために経営資金・管理を支援します。


今日はM&Aについてお話です。

ご存知の方も多いかと思いますが、
M&Aの30%は失敗に終わるとも言われております。

こんなにも失敗が多いのになぜ、M&Aは行われるのでしょうか?

そもそも日本で、M&Aされるというのはネガティブなイメージを持たれがちですが、
本当にそうでしょうか?
会社を買われるというのは、潰れそうだから買われるとかんがえがちですが、そうではありません。

実はM&Aは”買う側、買われる側、双方の企業価値が向上する”から行われるのです。

それぞれも思惑は例えばこのようなものです。
買う側:買うことで、シナジー効果がある、又は自分が経営をした方が価値を向上させられる。
売る側:株式を持っているより、今、手放した方が金銭価値の向上が見込める。

このように双方の利害が一致するわけです。

買われるというのは、買ってもらえるだけの価値ある会社を創ったと思うべきものなのです。

それでも失敗するM&Aの、注意すべきポイントはまた次回お伝えいたします。


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CFOサービスとは?


経営者のビジョン実現に向けて、
資金調達、経営管理を支援致します。

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今日はFCF(フリーキャッシュフロー)についてお話します。

FCFとは、通常は「自由に使えるお金の増減」を意味します。

この指標は、営業利益や、経常利益よりもより経営の実態を正確に把握できる指標です。

フリーキャッシュフローを求める式は下記のようになります。
FCF=NOPAT+(原価)償却費-設備投資-運転資本増減
※NOPATは税引き後営業利益(営業外収益がある場合は、経常利益を使う。)

と言われても分かりにくいと思うので詳しく解説致します。

フリーキャッシュフローとは、売上から経費を引いて、手元に残る現金です。
そこから、銀行や株主に返していきます。

例えば、
営業利益を出す、経費の中には減価償却費のように現金を支出しない項目があります。
そのような経費は、フリーキャッシュフローの場合には、勘定にいれないので、営業利益に足します。
なので、営業利益がマイナスでも、フリーキャッシュフローはプラスになることがあります。

逆に、設備投資のように、その年に計上されない経費は引きます。(この判断は現金支出を伴うかどうか。)

同様に、売上がその年に発生していても、即日入金されるとは限りません。
そのような運転資本を引き抜きます。

そうすると、本当にいくらの現金が手元にあるのか?がわかりますよね。

ただし、それは銀行に返済をしていないので、要注意です。

さて、フリーキャッシュフローはどう使うのか?
それは、また次回ご説明いたします。




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あのJAL再建の話。
これには、本当に驚きました!

以下、引用。

稲盛和夫さんは、「経営は会計の数字を見てするのが基本である」とよく話されます。日本航空の再建の任に着いた時、彼が「先月の数字を見たい」と言うと、何と3カ月前の数字が出てきた。その時、「飛行機のコックピットには計器がいっぱいあって、その計器を全部見なければ安全に飛べないだろう」と、経営幹部たちを叱ったそうです。
http://diamond.jp/articles/-/69031

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会社の経営を長年やっていると、自社のことは自分が一番よく知っていると思ってしまうものです。

もちろん、それは正しいことです!

ただ、その情報は正確ですか?環境の変化を察知してますか?

社員が5~6人の時はいいでしょう、

10人を超えて、階層構造がうまれ、

さらに新規事業をやり始めると、

だんだんと、会社のことが見えなくなってくるものです。

その時に、その時に頑張っているのにイマイチ成長しないなーという
雰囲気が漂います。

では、どうすべきか?

わかりやすく、ドライブに例えましょう。

いつも通る道は、だれよりも知っている、

もちろん、ある程度の土地勘があれば、遠出もできる。

けれど、その道、渋滞してませんか?

渋滞を予測して、回避することや、

到着時間を予測することはできますか?


これは、経営においても同じです。

正確な情報を管理できることで、

渋滞、つまり過剰なリソースの投入や、
無駄な経費、などをしっかりと管理することができます。

また、売上の変化など、会社で何が起こっているのかを

しっかりとみることで、打つべき時に、次の一手を打てるのです!

だから、経営管理は重要なんです。

もちろん、あなたが近所しかドライブをしないのなら、
いらないのかもしれませんね。

会社を成長させ、より大きな世界に挑戦するためには経営管理が必要です。


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管理会計の入門書のご紹介です。


月次のPLは見ているけど、今いち読みこなせていない気がする。

そんなような、ことは多いと思います。

この本は、損益対照表をどう経営に活かしたらいいのか?

という、ところから始まり値決めに至るところまで書かれている良本です。

アマゾンの評価も高いようです。



利益を上げる3つの財務分析

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CFOサービス


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あまりにくだらないテーマの記事だと思われるかもしれませんが、

とても重要な話をします。


問題「ゴミの分別ができていない。燃えないゴミ箱の中に燃えるゴミが入る。」


これをどうすれば解決できるでしょうか?


解決策はいろいろあるでしょう。

貼り紙をすやす。

社長がどなる!

などなど、色々です。

なぜ、こんな話をするのかというと、

それは仕組みで解決できないか?とい視点をもってほしいからです。

先ほど、言ったのはすべて仕組みではありません。

では、どうするのが仕組なのかをお伝えします。

先ほどの例ではいうと、



私の解決策は、




「ゴミ箱の位置を入れ替えました。」






燃えないゴミ箱に燃えるゴミが入るのは、

入れたいからです。

その方が、楽だからです。




これは、実際にあった事例ですが、
確かにその会社では、入口に近い方に燃えないゴミ箱がありました。




仕組みと言うのは、ルールを作ればいいだけではありません。



「自然とそうなるもの」


これこそが、仕組みなのです。

ミスをしないようにするなんて、仕組みでもありません。

自然と、ミスがなくなる。
自然と、正しいデータとすり合わせができる。
自然と、エラーに気付ける。

これをやって仕組みになります。

そういった仕組みが、運用しやすく残りやすいのです。

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月次の収支をまとめる作業を月次の締めと言います。

その月次の締めは、経理が頑張れば早くなるのでしょうか?

月初に頑張って残業すればいいのでしょうか?

そう思う経営者の方は、むしろ経理の作業が遅いから、

月次が遅いと思っている方が多いと思います。

ここではっきりと断言できるので、

それは間違っている。



では、なぜか?

それを説明していきましょう。


経理の作業は、経理だけで完結はしません。

その多くは、事業側(現場)からの情報により作業を行います。

要するに、

事業側からデータが正確に早く伝わってこないと

月次作業は早くなりません。


じゃあ、経理の方が現場に早くしろ!と言えばいいのでしょうか?

それもうまくいきません。



なぜなら、

現場には早く出すインセンティブがありません。

それは、つまりなんで早く出さなければいけない?と
なってしまうからです。

では、どうしたらいいのか?

まずは、

全社的に、必要性を感じさせる。

これは、経営者の仕事です。

そして、
そのうえで、役割を明確にする。

いつ、だれが、どうやって情報を伝えるのか?を

明確にしてルールを作るのです。

もちろん、守られやすいルールの作り方もあります。
それは、また今度。

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前回に続いて金融機関を選ぶポイントですが、

今回は、「融資」です。

若い経営者の方は、メガバンクとの取引を望む方が多くいます。

また、企業から見ると、金利が低いところを選びがちです。

少し、落ち着いて金融機関からみて戦略を考えてみませんか?

金融機関と言っても、それぞれ大きさも特徴も違います。

そして、重要なのは、引上げ基準が違うということです。

まとめるとこうなります。


【業績が良いとき】

メガ銀行 青、赤、緑

【業績が下降してから】
地銀、信用金庫

【とてもしんどい時期】
政府系

となります。下に行けばいくほど、金利は高くなります。

そして、もっとも重要なのは、


下降してから、突然、信金に行ってもダメだということ。


銀行は、過去の返済実績、経営者の人柄を見て審査してます。

審査というより、顧客を選んでいる。

なので、余裕のある今のうひに、

銀行のクラスを分けて取引をするようにしてくだい。

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金融機関との付き合い方の話。

これは、非常に難しいですよね。

私も経営していて一番悩ましいのがここです。

担当者は突然変わってしまう、融資は審査を出してみないとわからないと言う。。。。

さて、そんな悩みもあろうかと思いますが、

金融機関を選ぶポイントはご存知でしょうか?


取引をする金融機関を3種類にわけましょう!

1、融資
2、入出金
3、貯蓄

この3っを同じにしてしまいがちですが、
これをしてしまうと、次の融資先の枠がなくなってしまいます。

融資は、上から順に頼みに行きます。

1番は追加融資です。業績が問題なければどんどん出してくれるでしょう。

2番、3番は実は実の取引状況をしっかりと把握してる銀行です。
どんなとこと、取引があって平均残高はどのくらいの会社か?などを
実態に近い情報を持っている銀行です。

このように銀行に渡す、見せる情報をあえて分散させることで、

融資の綱を複数持ちやすくなるんです。


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事業の未来予測は本当に難しいものです。

例えば、M&Aを行う時には、未来の業績予測から今の企業価値(買収値段)を算出します。

もちろん、M&Aだけでなく、

中長期の経営計画や、銀行提出資料、社内共有用などなど、


未来予測をしなければ行けないことは多々あるはずです。

そんなときに、思い出してほしいのは、


「満点の未来予測とは何ぞや」ということ、

M&Aのときによく言われることですが、



「すべて事態を予測・想定することは不可能ということ。」

現状で、おこる可能性の高いものを入れ込むことが重要。

例えば、新規事業の予測であれば、

そのサービス、製品の開発フェーズを見て、予測に入れるかを判断する。

なので、、

・企画段階では売上を見込まない。

・数か月後にマーケティングテストが終わるのであれば見込まない。

これくらいの判断基準でも保守的とは言われないでしょう。

さらに、
投資家が見る事業予測のポイントについては、また今度ご紹介します。


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