こんにちは!
私がこのブログを更新し始めてから、もう1年が経とうとしています。
ブログをスタートした去年の今頃は体調を崩し、入院寸前にまで追いやられていましたが、今年はそんなこともなく、比較的平和に過ごせています(笑)
夏バテや熱中症がこれからの時期は心配されます。
皆様も水分補給は充分に行い、体調に気をつけましょう!
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今回のテーマは、「今、新人として頑張っている人にお勧めな本」です。
この本は東洋経済新報社出版の「京都花街、人育ての極意 舞妓の言葉」という西尾久美子さんによる1冊です。
この本では、京都の舞妓さんが1人前になるまでの過程について書かれています。
そして、その過程において舞妓さんが気をつけるべき事柄、身につけるべき考え方が京ことばで29種類説明されています。
舞妓さんには15~18歳の女性という制限があります。
そのため、舞妓さんは約3年という短い年月の間にお客様に喜んで頂けるようなおもてなしの技術を身につける必要があります。
私が最も印象に残ったのは、「言うてくれはる、見ててくれはる」という言葉です。
この言葉は、デビューしたばかりの舞妓さんが先輩方や置屋のお母さんから仕草等について指摘頂いた際の考え方です。
ただ注意されたとネガティブに考えるのではなく、自分のことを気にかけてくれているからこそ、指摘してくれているとポジティブに捉えることが大切と書かれていました。
確かに、先輩や上司から指摘を受けた際に、指摘されたということをネガティブに捉える人がいます。
しかし、先輩や上司は自分のことを気にかけて下さっているからこそ、指摘してくださります。
だからこそ、指摘頂けることを感謝することが大切ということを改めて感じました。
今、新人として頑張っているということ人はぜひ、この本を読んで、舞妓さんの考える成長方法について学んでみてはいかがでしょうか?