No.37(2018/5/11)
【起業と事業承継】
経営コンサルタント・税理士の
冨永昭雄です。
先日取り上げた内山理名さん表紙の
中小企業の「事業承継パンフレット」の話ですが
この方の実話がNHKドラマになっているんですね。
さて
私は、事業承継を考えるときに、次の4要素に分けて考えています。
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<事業承継の4要素>
【目的論】
① 「だれが」継ぐ?
② 「何を」継ぐ?
③ 「いつ」継ぐ?
【方法論】
④ 「どうやって」継ぐ?
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中小企業庁のパンフレットでは、
「後継者は決まっていますか?」
ということで、
〝だれが継ぐのか?〟に焦点が当てられている。
ここで考えたいのが、
後継者候補には、どんな人がいるのか?
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<後継者の候補>
A. 社内にいる社長の親族(親族である従業員)
B. 他人の従業員(他人である従業員)
C. 社外にいる社長の親族(外から親族を連れてくる)
D. 社外の他人(全くの第三者)
E. M&A(他社による買収)
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大きく分けると、候補者の類型は、
・社内型・・・A、B
・社外型・・・C、D、E
【A】 (親族である従業員)
今までの多くのパターンはAであった。
つまり
親族を入社させて、自分の手元で、経営者候補を育てて
当然のごとく次期社長への道を作ってあげる。
【B】 (他人である従業員)
最近は、Bの場合も多い。
Aと違うのは、他人であるBは
次期社長へは自分で切り開かなければ、道はない。
【C】 (外から親族を連れている)
かわいい子に旅させよ、である。
CはAとあまり変わらない。
外にいたCを呼び戻して、Aにするだけだ。
鍛える場所が、手元か、社外かの違いだ。
【D】 (全くの第三者)、 【E】 (M&A)
今後の注目は、DとEだ!
両社ともに「他人」が後継者となるパターンだが、
DとEの違いは、
・Dは→個人
・Eは→法人
ということだ。
【D】 (全くの第三者)
面白いのは、全くの第三者による事業承継だ!
個人が外部から来るとは、どのようなケースであろうか?
それは「起業」ではなかろうか。
Dとしては
単純に一から起業して、全てを一から作っていくのか?
(経営資源をゼロから作って行く)
それとも
既存の会社の社長に納まって、
既存の経営資源を使わせてもらい、
既存の会社を自分の色に染めていくのか?
どっちが、やりやすいのか?
どっちが、早く夢へ向かえるのか?
優良の企業でさえ、後継者不足となる時代である。
そんな中での起業は、2つ選択肢が出てくる。
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<起業の選択肢>
1.自分で事業を一から立ち上げる。(一般的な起業)
2.既存の事業の社長になる。(事業承継による起業)
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今どきは、「2.事業承継による起業」のチャンスは多くあると思う。
「1.一般的な起業」だけしかないと、決めつけずに、
これから起業する方は、
「2.の事業承継による起業」も考えてみてくださいね!
今日はここまで。
最後まで読んでいただきまして
ありがとうございました!
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キャッシュフロー経営をつくる
「やる気」・「数字」・「成果」
経営コンサルタント・税理士 冨永昭雄
メール: sodan@cosmo-tax.com
税理士法人コスモ総合会計事務所
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