中国大会1回戦
鳥取城北4−3立正大淞南

戦評:立正大淞南の左斜エース川口がランナーを出しながらも要所を締める粘り強い投球をみせるが、最後にスタミナ切れからコントロールを乱し金星スルリ
9回表鳥取城北の逆転劇には四死球3つにバント内野安打が絡んでます
立正大淞南に信頼されている2番手投手がいて継投策に入れば最悪同点止まりだったかなと思います
逆に鳥取城北はリードされる展開だったのもあるけど、エース下浦を6回で諦め継投策に入り、最終回には2番手投手に代打&代走をつぎ込むなど投手層が厚く、最後にそれが生きる形となった
鳥取城北3番手の松村が9回裏1アウト2塁のピンチを招くも後続を抑え逆転劇に幕を閉じる
選手層の薄いチームだとこういう厳しい場面で急遽登板する投手が再逆転を許すとかよく見かける光景だからね
鳥取城北キーマンは打撃センスある3番為壮
この日は3安打3打点の大活躍
翌日の広陵戦では要注意人物になるのかなと、この時点では思っていましたが…
中国大会1回戦
広陵2−8高川学園

まず試合前の高川学園のスタメン発表に驚いた
高川学園松本監督の選手起用が当たったことは勝因の1つではあると思う
ただ勝敗を決定的に分けたのは2回裏広陵の守備の乱れ
1アウト1.3塁の場面でライトの選手がバックホームを焦り捕球態勢を崩して落球
これが無ければ犠牲フライの1点で2アウト1塁、次の9番打者(この日3三振)のスクイズ成功はないわけで…
となれば1番打者衛藤くんに打席(2点レフトオーバー)が回ることもなかったはずです
野球にタラレバは禁物だけど、それくらい広陵エース柴田くんの立ち上がりは素晴らしかった
終わってみれば広陵は右柴田→左片寄で高川打線から8回15奪三振ですからね
24アウトのうち15個が三振ってどんだけ~
ただこの2回裏だけはワイルドピッチorパスボールが2つあって、記録に残らないエラーを含めて広陵は3つやらかしてビッグイニングにつながった
5点のセーフティーリードがあれば高川エース木下は楽に投げれる展開で、4回裏に2番若藤が初球スクイズをあっさり決めてダメ押し、ここで実質勝負あり
広陵は県大会で打率7割の4番葉山が6回表にコールド負け回避の2点三塁打を放ち食い下がるも、最終スコアは2−8
広陵は投打ともに数字上(MAX球速、奪三振、ヒット数)は高川学園を上回りながらも、守備力の差で負けたといってよいと思います
広陵サイドからみて唯一誤算だったのは、高川学園1番打者衛藤が大当たりだったことでは?
広陵レフト&センターが3打席目から深めになったのを俺は見逃さなかったぞ( ー`дー´)キリッ
9月に広陵グラウンドで練習試合をしていたはずなのに、ちとマークが甘かったかなと感じたね
経営学じゃないけど何の組織にしても人、物、金、情報の4つの要素が大事だよなあ…
山口県高校野球の勢力図が私学3強(下関国際、宇部鴻城、高川学園)から高川学園1強になりそうな予感
https://sportiva.shueisha.co.jp/clm/baseball/hs_other/2025/10/25/post_115/
https://sportiva.shueisha.co.jp/clm/baseball/hs_other/2025/10/25/led/
https://sportiva.shueisha.co.jp/clm/baseball/hs_other/2025/10/25/led/
PS.10月25日、この日は宇部市内に宿泊
ホテルから少し歩いたところにあるおでん専門店へ
大根とトマトにいい出汁がしみてました🤤
中国大会準々決勝2試合のレポートを
下関国際🆚石見智翠館
鳥取城北🆚高川学園
お楽しみに(^_^)/~




