急遽予定を変更して5月4日は鳥栖市民球場へ行ってきました

 

 

2024年秋の佐賀国体、軟式野球のメイン球場として使用される鳥栖市民球場下矢印

広島カープで選手&監督として活躍された緒方孝市さんは鳥栖高校からプロ入りとのこと



 

この日は鳥栖工(春県ベスト8) 筑陽学園(春県2回戦) 文徳(春県優勝)の変則トリプル

2校のダブルヘッダーなら朝はエース先発のA戦、昼からは控え投手先発のB戦って分かりますが、3校でしかも大型連休期間なので各校投手起用がばらばらで勝敗で何か言えるものではありません

一応参考までに、春の九州大会のパンフレットを見ると文徳は第3試合がA戦っぽい感じ

筑陽学園は初見でしたが、先発投手を見ると第1試合がメインな感じ

鳥栖工は2試合とも野手陣はスタメンに近いが、昨夏甲子園マウンドを経験したエース松延はこの日登板なし


第1試合

筑陽学園🆚鳥栖工


第2試合

文徳🆚筑陽学園


第3試合

鳥栖工🆚文徳


試合結果はさて置き、各校の印象をいくつか


筑陽学園

名将江口監督(現桜ヶ丘)が退任後、ちょっと成績に陰りが見え始めた筑陽学園

この春2回戦九産大九産にまさかの0−17(5回コールド負け)ガーンガーンガーン

投手陣に不安を抱えてそうという先入観を持って第1試合を見ましたが、なんのなんの

エースと思われる西村が130㌔中盤のストレートと変化球で昨夏甲子園出場の鳥栖工相手に3安打1失点の完投

野手では1番内野が第2試合で満塁弾を含む長打2本の活躍

夏の福岡大会で優勝候補とまでは言えませんが、組み合わせ次第で5回戦(ベスト16)までは行けそうな実力ありです


鳥栖工

絶対エースの松延(2年)を欠いた戦いははっきり苦しいと思いました

春の県大会では優勝校の佐賀北5−7とスコア上では惜敗に見えますが、実際に試合を見たら点が取れる気配がしないえーん

1番天本(木製バット)4番原田が相当活躍しないと夏の甲子園連続出場はないかなあ…

佐賀北はもちろん、九州大会で文徳に競り勝った唐津商のほうが戦力は充実しています


第3試合 文徳エース福山からタイムリーヒットの鳥栖工1番天本下矢印
※後ろはJR特急かもめ号かな!?

試合後に球場すぐ近くの鳥栖工へ寄り道下矢印

 

文徳

九州大会を見た時も思ったが、中軸にガタイの良い選手が揃っている

しかしまだ低反発バットに対応できておらずパワーはありそうだが、確率がそれほど高くないかなあという印象

ただその中で4番川端だけは本物感があった!

第1打席に木製バット(ピンクカラー)でヒットを放ち、その後は金属で鋭い当たりの3安打雷


 

投手陣は九州大会メンバー外の選手が複数人投げていましたが、第3試合にリリーフした右サイド気味の田代がいい変化球を投げていたので、安定感が出てくると面白いなあと感じました

夏の熊本大会はセンバツ出場の国府と並んで優勝候補に挙げられそうです




PS.春の中国大会の出場校が出揃いました

広島:広陵 海田 尾道 崇徳

山口:宇部鴻城

岡山:倉敷商

島根:益田東

鳥取:鳥取城北


広島大会決勝戦

広陵vs海田

3位決定戦

尾道vs崇徳


今週末の試合結果で組み合わせが決まるはず

中国大会開幕は6月1日、呉二河球場東広島公園球場で開幕します