4月28日岩国絆スタジアム🏟で行われた春の山口大会準決勝2試合を観戦してきました



 


第1試合

西京5−4高川学園

西京 原田(左エース)→大西(右)

高川 松本(左)→船曳(左)→吉井(右)→葛西(右エース)


高川学園は本来は堅守で機動力を使う細かい野球が持ち味ですが、この日は守備に乱れが出ました

2回表ランナー12塁での挟殺プレーミスでピンチを拡大した後に、ランナー13塁からDSで先制点を奪われる形はやりたい事を逆にされてしまった感じ

偶然かもしれませんが、高川学園1塁手が左投げで彼にボールが渡った瞬間に西京3塁ランナーがスタートを切りホームに生還

0.5秒くらいは左投げのが遅くなるし、目線が切れるのでホームへの送球も不安定になりやすい

もし狙い通り計算されたプレーなら西京を褒めるべきか👏👏👏

 

 

西京の投手陣は毎回のように四死球でランナーを背負いながらもあと1本を許さず粘り強かった

おそらく本来の出来にはほど遠いのでしょうが、高川学園の選球眼のよさも加わり与えた四死球はなんと11びっくり

味方の3エラーを含めるとよく9回4失点で済んだなという印象です


6回裏の2失点はこの回ヒット1本だけですから、四死球やエラーを減らせばもっと安定した戦い方ができそうです

西京野手陣で目を引いたのは6番藤永、この日は4安打2打点の大活躍

高川学園4人のタイプの異なる投手相手に固め打ちなので、タイミングの取り方がうまいとかセンスを感じました


https://twitter.com/m_shintan/status/1784430351794012315?t=zu6EfASA08odBaBS1_CcZA&s=19

 

 


第2試合

宇部鴻城5−3南陽工

宇部鴻城 松成(右エース)

南陽工 阿砂(左エース)→斎郷(右)


この試合は第1試合よりも投攻守においてレベルが高く引き締まった好ゲームになりました


宇部鴻城エース松成、この日の投球内容は

9回打者36人に対して

被安打4.失点3.四死球3.奪三振11

場内球速表示はありませんが、Max140超かな


驚くのは三振の全てがストレートによるもの

変化球(スライダー)の三振が1つくらいあったかもしれませんが、投球内容の9割ストレートですからね

思い起こすと昨秋の宇部商戦もそんな感じでストレートの内外の投げ分けだけで完投勝利下矢印



今夏の甲子園出場を狙うライバル校は彼のストレートをどう攻略するか、それが大事なポイントになってくるでしょう!

 

 

対する南陽工は待球作戦気味でじっくりファーストストライクは見ていくスタイルでした

相手はストレートしか投げてこないし、コントロールを乱しているわけでもないのに、ちょっと意図がよく分からなかったです??

そんな中1人、気を吐いたのは3番伊藤、チーム4安打のうちなんと3安打を彼が記録

宇部鴻城バッテリーも彼には途中から数球変化球を混ぜましたから力を認めたんだと思いますねウインクてへぺろ


それから6回裏の5失点なんですが、実はこれエラーがなく463の(σ・∀・)σゲッツ!!が完成してれば0点でチェンジなんですガーン

慎重に行き過ぎた上のなんでもないエラーから走者一掃の3点タイムリーなどなど

タラレバは禁物ですが、あれがなければ南陽工の実質勝利といってもおかしくない試合でした

優勝候補の一角である下関国際を倒した南陽工の実力は本物なのかも🦆




PS.6月1日から広島で開催される春の中国大会の出場校が続々と決まってきています


出場校の内訳は開催県の広島から4校、他県は優勝校のみの計8校となります

先日広島で準々決勝が行われ、広陵、尾道、崇徳、海田が中国大会に駒を進めました

また鳥取の決勝戦は鳥取城北11−4米子松陰となり、鳥取城北が優勝しました

そして本日の山口大会決勝戦は延長タイブレークの末に宇部鴻城が勝利しました


残りの2県の進捗状況は↓


岡山県決勝戦(5/3)

倉敷商🆚玉野光南

島根県準決勝(5/3)

大田🆚石見智翠館

矢上🆚益田東

島根県決勝戦(5/4)


GW明けには出場校が全て出揃いそうです

中国大会観戦の予習を兼ねて5月11日に広島大会決勝戦3位決定戦を見るつもりです

福岡など九州地区含めても、今年は近隣では広島が1番レベルが高そうな気がします


中国新聞デジタルから引用下矢印

https://twitter.com/m_shintan/status/1784751336300704030?t=C0zt60tZAIBUApGOxXV3UA&s=19