来年のセンバツ大会は記念大会なので出場校が36校に増えるのですが、通常の大会だと32校でその内訳は以下の通り
北海道1 東北2 関東・東京6
北信越2 東海2 近畿6
中国・四国5 九州4
神宮枠1 21世紀枠3
これを改善してほしいんだよな…
個人的には地域格差是正のために枠数に流動性をもたせたいんだよ
でもその前にまずセンバツ選考会そのものを廃止して誰もが納得する大会結果で甲子園出場が決まる形にしたい
今の時代、学生スポーツの全国大会の出場校を話し合いで決めるやり方は高校野球以外にあるの???
しかもそれに勝敗以外の要素を盛り込み、議事録非公開の神の見えざる手によって3校が決まる
一般出場枠に関しても昨年の東海地区みたいに選考委員さんの好き勝手に逆転選出されたら関係者はたまったもんじゃない
ゆとり教育時代にはじまった21世紀枠に関してはもう十分役目は果たしたし、もはやネタ切れで松山商みたいな甲子園常連校だった伝統校が県推薦されたりもしている
百歩譲って存続させるにしても選考の透明性、枠の削減などの改革が必要なのは明らか
それから神宮枠って優勝校に何のメリットもなくね?センバツ組み合わせ抽選会前に好きなとこに入れる権利とか与えたら面白いけどさ
結果的に神宮大会優勝校が所属する地域が増枠されるけど、その地区が単純にハイレベルな戦いだったと言えるのか疑問に感じます
という訳で改正案を作ってきたよ
センバツ出場32枠
北海道1 東北3 関東6(東京参加)
北信越2 東海2 近畿6
中国2 四国2 九州4
東日本PO2(神宮球場)
西日本PO2(倉敷マスカット)
- 東北地区を増枠
- 東京単独枠を廃止して関東大会に編入
- 関東大会と近畿大会は5.6位決定戦実施
- 中四国枠を分離してそれぞれ2枠に
- 神宮大会を廃止して東西プレーオフを新設
- 21世紀枠を廃止(記念大会はあり)
まず東北6県で2枠はさすがに少ないと思う
さらに近年の甲子園での好成績を考慮すると3枠が妥当なのではないか
逆に中四国地区は学校数そのものも少ないし、甲子園の成績も振るわない
また別々の大会で5枠目を決めるとかそもそも無理があると思うので1枠減らす
同様に関東・東京6枠目も毎年もめているので東京都2校を関東大会に参加させることで解決させる
とにかく選考委員会を廃止するには分かりやすくすることが一番大事です
そして東西プレーオフについてだが
まず各地区大会で順位決定戦を必ず行う
例えば、関東大会や近畿大会では準々決勝後に敗者復活戦も行いその勝者2チームにセンバツ出場権を与え、敗者はプレーオフに回る形にする
各地区大会で敗れた計8校参加による最終選考会を東西に分けて11月中旬に行う
東日本プレーオフ(旧神宮大会)(2枠)
北海道2位、東北4位、関東7.8位
北信越3.4位、東海3.4位
西日本プレーオフ(新倉敷大会)(2枠)
近畿7.8位、中国3.4位
四国3.4位、九州5.6位
神宮大会廃止に関しては賛否異論はあるだろうけど形を変えて存続させるという方向にする
西日本プレーオフは倉敷マスカットスタジアムが地方球場としての評価は他を寄せ付けないし、地理的にもベストポジション
21世紀枠をどうしても続けるなら記念大会限定の1枠にして、選抜大会開幕前に10地区の推薦校を集めてプレ大会を行うのはどうだろうか?
優勝校にのみセンバツ出場権を与えるという形にすればある程度の人は納得するんじゃないかな?
そもそも甲子園出場は本来は勝ち取るもの、学校紹介プレゼンテーションの出来具合によって誰かから与えられるものではないはず
いきなり甲子園出場だと寄付金集めなど準備が大変だぞとか言われるかもしれんけど、プレ大会の収益金を優勝校に寄付する形にすれば解決できるはず
秋にやるよりも直前3月開催のほうが実力判断しやすいし、優勝した勢いそのままにセンバツ甲子園出場となれば21世紀枠でもそこそこ戦えるのではないかと思います
最後にこれだけは強調しときたい
21世紀枠が新設される前はセンバツ出場校一般枠32校あったんだよ
それが現行法だと29校に削減され、本来なら甲子園に出場できたであろう東海3位校などが涙をのみ、以前の選考では甲子園レベルに達していないはずのチームを3校も繰り上げて救済しているのが現実です
これは本末転倒、せめて一般枠32校を確保した上での21世紀枠出場というのが救済のあり方ではないのか