キャッシュフロー 経営ブログセミナー

前回の 大企業の利益が 一般社会や 経済を 圧迫しているという話をしました。

実は この原因、付加価値を儲けとする会計理論が 作り出しているといえます。

今の会計では 実際の収支に加えて 価値の金額が含まれるために 実際の資金状況よりも プラスが 多くなってしまうのです。

経営活動する現場にとっては 実に迷惑な話で お金は もうかっていなくても 価値の金額が儲かっていれば  法人税や 配当を支払わなければならないのです。

黒字の資金不足は 付加価値の儲けが 作り出しているのです。

しかし 会計基準や法律 また 経済学や 会計理論上では お金と同じとして扱っているために 資金不足は 現場の管理責任ということになってしまうわけです。

この価値の儲け、それ自体が 実際の経済活動とは関係のない儲けなのです。

実は これが バブルです。

実際のお金よりも 価値の金額の分だけ 会計上の数字は プラス傾向で 表示されています。

成長経済では そのプラス分が 経済成長によって 換金することができました。

しかし 経済成長がない環境では 換金することができず 不良債権になってしまいます。

実は 付加価値を儲けとする経済理論自体が バブルを造りだしているといえるのです。

そして そのバブルに対して 儲けを評価しているのが 投資のための経済理論なのです。

実際の製造や 販売活動がなくても バブルの儲け、付加価値の儲け、決算利益は 経済成長が 作り出してくれるわけです。

そして そのバブルの儲けを 求めて 動いているのが 株主、投資家が活動する投資経済です。

実は このバブルは デフレ経済でも 消えていません。

バブルはどこへ行ったかといいますと それは不良債権や ウォーキングプアとして 実体経済を侵食しています。

このバブルが 格差社会を 作り出し 一般社会、経済を衰退させています。

経済成長、売上増加がなければ 実際に経営活動する現場、経費、人件費の中に バブルが 進出してきます。

実際に必要な経費や 人件費の中にバブルの金額が含まれ 実際に使えるお金は 少ない金額になっているのです。

現場は バブルの分、会計上の数字よりも 少ない金額の仕事を こなさなければならないわけです。

これが 人件費や 下請け金額の削減につながり 格差社会を 作り出すわけです。

経済成長が 消え デフレ経済になっても 今の経済理論による会計制度が続く限り バブルは消えません。

会計上のバブルは 成長できない日本経済や 優良企業の 経営内容を バブル化し 本当の実力を奪い 弱体化させてしまうことになります。 

日本は もう発展途上国ではありません。

物価上昇による 価値の金額の増加は 生まれないのです。

実態経済を見つめることができ8る経済理論や 経営管理技術が必要です。

それがお金を勘定する経営技術、キャッシュフロー経営技術、理論なのです。