81回 奈良・洞川ウォーク | cfbds102のブログ

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81回 奈良・洞川ウォーク

 

 実施日・・・・令和4年7月29日(金)

 目的地・・・・奈良県天川村洞川

 メンバー・・・ふたり合わせて163才

 移動手段・・・自家用車

 

コースタイム

   洞川エコミュージアム駐車場8:00~~8:29トロッコ乗り場8:38  ~~~モノレール==8:43面不動鍾乳洞入り口8:53~~洞内見学

~~遊歩道入口9:30~~9:55かりがね橋~~10:18展望台10:30

~~11:00エコミュージアムセンターへ下山

 

 

 コロナが始まって、まだコロナは、世界の人々に更なる苦痛を与えている。その勢いは、その姿を変えてとどまるところがない。

 考えてみると、コロナ以来、世界に異変が起こる発端となっている。 

 ロシアのウクライナ侵攻、二大勢力の対立、軍事支配の絶対化など、平和と社会秩序、人権尊重など長く時をかけて人間が創り上げてきた歴史も軽々と失いつつある。 世界の多くの人々の生活観も不安、不安定の中で行き場を失ってきている。

 人々の行動基準も社会・公共のためではなく、自分、自分たちの為にその都合で何でもするようになってきている。

イヤな時代、重苦しいそして、明日のない時代に入ったような気がする。

 

 地球は人間のもの、全てのものは人間のもの・・・・自然の神は人間におしおきを与えているのかも知れない。

 

 

 朝6時、車は奈良に向かっている。猛暑が続いているが,さすがに朝は心地よい。

 車窓に映る森の姿もすっかり落ち着いた感に見える。

8時、駐車地とした洞川エコミュージアムセンターを出発。人の動きもない静かな朝。かすかに頬をなでる風が吹いている。

洞川エコミュージアムセンター駐車場(午前8時現在)

センター施設は駐車場から少し下ったところにあります 

トイレトイレは鍵がかかっていました

ここは標高835mに位置します

涼しいです

お願い大峰山龍泉寺お願い

 今日の予定は、龍泉寺の裏山にある洞川自然研究路をウォーク。

二人は洞川八幡神社からモノレール「どろっこ」に乗って、面不動鍾乳洞に上がる。

上り角度36度という急斜面、杉の大木に囲まれた森を上っていく。モノレールから洞川温泉街や遠くに大峰山が姿を現わす。

約5分で鍾乳洞に着く。ここには3人の案内役がいて食堂、土産物もある。

トロッコ運賃は片道300円(ひとり)、鍾乳洞見学料450円(ひとり)

登山口は洞川八幡宮の右手にあります

この階段を上って・・・

トロッコ乗り場は左へ

徒歩道は階段をまっすぐ進む

インターホンを押してしばらく待ちます

高低差50mの距離をトロッコ移動

洞川温泉街を一望

 

到着・・・

 

 洞内はヒンヤリとしている。S字に繰り返しながら地下にもぐっていく。足場は絶えず水気があって洞内温度は8℃。若干寒さを感じる。鋭く突っ立つ面に鍾乳の面が存在することに不思議な感がする。

 

面不動鍾乳洞

昭和8年に発見された鍾乳洞

洞内はライトアップされてきれいです

 

 

 

 

 

 

名物わらび餅350円(美味しかったです)

 

 ここから遊歩道、杉林から温帯林道に進む。

モミ、ブナ、ホウノキ、ナラ、紅葉等・・・・歩道両脇にオンパレード。

木陰に落葉をふみながらかすかに風を感じる。

幸せを感じた時だ。

「今日は嬉しいね~~・・・・」妻がひと言

国立公園 洞川自然研究路に入ります

吉野熊野国立公園 洞川地区内の自然林

近畿自然歩道にもなっています

,大峯山系の雰囲気が・・・・嬉しい!

 遊歩道を下ったところに朱色の鉄塔が見えた。頑丈な吊り橋だが若干揺れる。思わず兵隊さんのように直立不動で渡った。

 大原山展望台はサクラ、モミジに囲まれた3段の階段の上に立っている。

ここでふたりは一服。奥には大峰山が姿を見せてくれている。

 

かりがね橋  

全長120mの吊り橋

洞川温泉街一望(かりがね橋から)

 

大原山山域に入りました

案内版がしっかりついています

三階建ての展望台 

ここで今日初めて一組のカップルと会いました

大峰山が姿を見せてくれました(奥)

 

下り坂を少しく下ると、観察小屋があって、更に進むと小さな休憩所がある。

しばらく歩くと洞川温泉街が見えた。下山は11時。約3時間の山行であった。

右手は観察小屋

展望台(休憩所)

いちごきれいな野いちごが残っていましたいちご

洞川エコミュージアムセンターに下山

どこからか子ども達の甲高い声がいくつも重なり合って耳に入ってくる。

あちこちに運動着姿の子ども達が現れる。

川には、多くの子ども達が群がっている。そして水かけ合戦中。嬉々として奇声を発している。

コロナ禍、存分に体を動かせない子ども達。楽しい思い出のひとつに残るであろう。

私達ふたりは橋の上から子ども達の動きを眺めていた。

めっちゃ楽しそうであった。

楽しそう・・・・

静かだった朝の洞川街もこの時間は温泉町としてのにぎやかさが戻っていた。

 

 ここは、昨年御手洗渓谷を歩いたが、その時歩き残していた場所。妻はそう言って「良かった。よかった・・・・」とくり返した。

 

 山や森はいつもご馳走を出してくれるが、この年になると体の要求するときに限られる。

 この頃は、ほんのちょっとのご馳走にありつければいいと思っているが、それにも簡単には手が届かない。

 今日の場合であれば、目的地まで約2時間、往復4時間以上車の運転時間を要する。これは妻の仕事。これがなければ私達のご馳走にありつけないのである。

 車車車・・・感謝・・・車車車

 

 コロナ、政治家と宗教、物価と不況、倫理の欠如、日本社会もアヤウイ時代に入ってきている。

 楽しい,嬉しい時代から、悲しい、苦しい時代に入ってきている。

どうやって生きていけば良いのかわからない時代だ。

それでも、明日を信じて正義を尽くしていかねばならない・・・と思う。

何でもいい自他共に許せる正義を行動の基準として生きなければならない。

 

 今日一日、私達は山を楽しんできたけれど、世界の国々の現状から見ると贅沢すぎることかも知れない。

 

 今、息子が我が家のリビング続きにウッドデッキを作ってくれている。若干庭木を切ってほぼ基礎は完了している。妻はここをマイルームにしたい・・・という発想だ。

 閉塞した日常をいっときでも開放してみたいという。

お盆ごろには、朝のコーヒーをこの空間で味わえるだろう。楽しみにしたい。

完成が楽しみ!

 

     ~~~今日の日もありがとう~~~

 

足足今日の歩数=9,989歩足足

宇宙人くん