八島操その人
「いや~、あたし、子供なんか、いらないわ!」
前回のバッコン数日後、ふと、こんなことを思った。
自分の時間も奪われ、自由になんかならないし、煩わしいこと多そうだし。
だったら、最初っから、いらないわ、と。
今まで生きてきて、こんなことを思ったことがなかったのに…。
…恐ろしきバッコン!!
そう、だからね、彼女も、もしかして、そう思うこと、あったんじゃないかな~。と思った訳ですよ。
産まなきゃ良かった、ってね。
彼女、一体、どうやって、生きてきたの?!
ひとりで子育てして、その上、起業する訳だし。
寝てる暇なんて、まずないでしょ?!
時間がないとき、なに削るっていったら、やっぱ、睡眠だよね。
“大変”だなんて、言葉にするのは簡単で、実際は壮絶だろう。
彼女の断片に、少し触れられた気がした。
そしたら、物凄く、愛おしくなった。
頑張って生きてきたんだよね、と抱きしめてあげたい。
今になって、やっと彼女が好きになってきた。
好きっていうか、尊敬。
と思うと、ちゃんと“生きてあげなきゃ…”と思った。
私が、彼女の代わりに。