AKIRA
宮下 純です。
人に恋するって難しい……とか、思ふ。
気づいたら落ちているのが恋じゃない?
じゃあ、芝居の上で恋をするって、一番難しい事じゃないかしら……とかね。
うん、まぁ、一番かどうかは置いておいて。
『あきら』って子は、私と似ている様で、似ていないようで、それでもどことなく似ている気がするのです。
それは、決して今の私じゃなくて、結構昔の自分。
自分の中に両極端な二人の自分がいて、ソレを交互に使い分けて、そこそこ上手く世の中を生き抜いてる風を装う。
うん。
あきらってそんな感じ。
でも、結局上手く世の中を泳げなくて、一人で窒息していくのさ。
そんな感じ。
誰かにすがりたくて、助けを求めたいのに、それさえも上手に言えなくて。
深海に沈みながら、夢を見てる。
うん。
そんなイメージ。
でも、イメージは具体的なエピソードを持っていない。
だから、ひとつずつ積み重ねて、頑張っていくしかないのだ。
