すべては生きたい未来の為に | 俳優として一流に・・・そして新たな映画の可能性に向かって・・・

すべては生きたい未来の為に

ふと気づく、




撮影3日目、




メイク濃いっ!?(@_@;)




俳優として一流に・・・そして新たな映画の可能性に向かって・・・ border=





はい、五七五で秋っぽくまとめてみました河野ひとみです。




ということで撮影4日のうち、3日が終了となっております。。




【共感と理解】




今回の私がやらせていただく役、朝比奈舞は初稿では、お仕事真面目気質の年配のホテルのマネージャー。




改編の脚本では年配がとれて、ホテルがミュージックスタジオになり、初稿では清掃おばさんだったキャラクターが加わっており、しかも相手役の若杉は年下だとばっかり思っていたが、実際のキャストは年上の山上さんに。。




まず最初にぶち当たったのが、キャラクターブレイクダウン(役の分析)。




どういう性格・気質・癖・生い立ち・立場などなど。。。




初稿の時にブレイクダウンしていたが、キャラクターが少し変わったことで再度、ブレイクダウン。




なんだコレ。。。




仕事真面目なのに、お客さん相手にミーハー丸出しとか、、




人に対してすごく気遣いできるのに結構空気読めないとか。。




腑に落ちない部分多々がある。。




でも、人間って白黒できっちり分けられる生き物じゃないし(そんな生き物いないと思うし)




もっと、朝比奈の中を深く深く掘り下げてみてみたら、なんでそうなのかが見えてくるんじゃないかって思い、




いろいろ考えてみた。いろいろ考えてみても見えてこないことも多々あった。




ならば!とバックボーンを自分で拡げて朝比奈をもっと深く見ようと思った。




だけど、そんな時、こんなコトバをいただいた。




『明石(私のニックネーム)のやる朝比奈は独創性がないから、どういう風に演じるのかの先が読めるし、面白くない』と。




もっとも。。。




私の中には初稿の朝比奈のイメージが先入観としてすでに大きくインプットされており、そのレールからはみ出そうとも、私の引き出しにはほかのレールが入ってなかった。




1週間の時間を頂き、私のカラッポな頭で出来上がったレールは、【元ヤンキー】というレール。




バッコン(バックボーンコンストラクション)は、朝比奈にそのレールの上を歩かせるためのもの。




もちろん、バッコンで作り上げたものがキャラクターの軸ではなく、いわゆる本編で朝比奈を魅力的に演じるための1つの手段。




【説得力】




バッコンでヤンキー朝比奈の生い立ち・性格・立場などたくさん発見させてもらった。




なんか紙芝居でもめくるように、次から次から、ストーリーがみえてくるよな。。




最後のバッコンでは実際の街に飛び出して、カフェでヤンキー朝比奈と若杉の出会いで、朝比奈として存在することの安定を得るつもりだった。




だけど、できなかった。




そんな時、こんなコトバを戴いた。。




『ヤンキーを演じている明石にしか見えない。地に足が着いていない。』




ごもっとも。。




結局、私は元ヤンキーでもないし、兄のヤンキー時代を反面教師として捕らえていたから、実際のヤンキーの軸は言うほど見えてもいなかった。




特攻服やヤンキー雑誌やヤンキー映画、さらには暴走族を見たところで、ヤンキーを取り巻くものをやってみたって、結局、己がヤンキー(の軸)を持っていなかったら【ヤンキー風】にしかなれないってコト。。




じゃあ、どうしたらよいのか?




ヤンキーである朝比奈ってどんなやつなんだ!?




【存在感】




『何を持ってきたかわかればいいから、何かして埋めて。』


『何やってもいいから、朝比奈らしさで埋めて。』




現場に入るといろいろ指示をいただく。




もちろん、CFAは自己演出だから監督の演出はつかない。指示があり、その場で【何か】を表現する。




朝比奈の性格や言動、朝比奈ならこうだろうっと・・・




『いや、ソレはやめて!主役の存在を邪魔するから』




そう、私の役はあくまで脇のキャラクター。




しかも本編にガッツリ絡むことなく、いわゆるトビキャラ。




その時、戴いたコトバ。。




『俳優は自分の役を主役として捕らえがちだ』




その通りだった。。。




【何か】を要求されたとき、朝比奈の性格や言動、朝比奈ならこうだろうっと・・・考えるのは当たり前。




だけど、全体においてのポジションやシーンにおいての役割でそれもまた変わってくる。。




トビキャラだからって、いつも同じようにマイペースにやっていいわけじゃない。




そのシーンのベクトルを壊さず、且つ魅力的にその役を表現するコト。。




今回は登場シーンが少ないうえに、現場で1シーン丸々カットされている。




だけど、戴いている1カットごとに、朝比奈がしっかり存在できていれば、魅力的に表現できていれば、


セリフが削られようが、出演シーンが削られようが、朝比奈の存在感は出せるはず。




というか、出さないといけない。




それが俳優の仕事。




こんなに長々と書いてはいるが、プロの俳優ならこんなことできて当たり前。書くほどのことじゃない。








でもいまのアタシはまだ行けていない。




実際の戦いの場所にも行けていない。




実際の戦いの時が来た時に、アタシの武器が使えるようにするために。。






三種の神器ってとこかしら。。。






今日はCFA撮影最終日。

たった今、現場に着きました。


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すべては生きたい未来の為に。


朝比奈舞役 河野 仁美