残り一回
宮下純です。
さて、残すところあと稽古は一回。
しかしながら、現在の私の状況は五里霧中。
てか、桜が遠いんですね。
私の思い描く桜が、実際形を成していない。
えぇ、大問題ですね。
でもね、ちょっとだけ、思ったわけですよ。
バッコンという今回の稽古方法。
その稽古で得た経験をバッツリ自分と切り離して、外側から桜を見たらどうなのかなって。
勿論、経験したのは私だから私と切り離すことはできないんだけれど。
目の前に、完成した桜を作り上げて、それに自分をはめたらどうなのかなって。
んー、違うのかなぁ。
でも、以前に考えた桜は目の前に作ろうとしても形を成していなかったけれど、今はぼんやりだけど、いるんだなぁ。
それは決して私ではないんだけれど。
だけど、ソコにいるのは桜な気がするんだ。
なんだろう。
でも、それを自分で演じるとなるとまた話は別なのかな……?
う……ん……。
でも、まぁ、迷っている時間があったらやるしかないんだよね、と思ったり。
あ~、駄目だ。
混乱してきた。
何なんだろうなぁ。
機械って何なんだろうなぁ。
ヒューマノイドって何なんだろうなぁ。
いや、今更何言ってんだって話なんだけど……。
でも、結局思うのは、桜はヒューマノイドで、私は人間だという事。
人間はヒューマノイドにはなれないし、ヒューマノイドは人間になれない。
だけど、ヒューマノイドが人間に近付くことができるのであれば、人間はヒューマノイドに近づくことができるだろうという事。
うん、ちょっと訳が分からなくなってきたけど、とにかくやるしかない、ってことだなぁ。
うん。
よし、やろう。
ちょっと、目の前の桜に問いかける所からスタートすることにします。
二週間後、どうなっているかは自分でもさっぱり想像できないけれど、今より近付けていることを祈りつつ……。
