今まではLevel 1及びLevel 2中心に見てきましたが、今回からLevel 3を見ていきたいと思います。
Level 3は、午前がEssay、午後がMultiple Choiceの出題形式になります。午後はLevel 2と同じ形式であり、難易度も大きくは変わりません。午前のEssayが最大の関門になります。まずは、Level 3で新たに出てくる科目を見ていきます。
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Behavioral Finance
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Private Wealth Management
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Portfolio Management for Institutional Investors
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Asset Allocation
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Risk Management
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Trading, Monitoring, and Rebalancing
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Performance Evaluation
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Global Investment Performance Standards (GIPS)
上記のうち、⑤のRisk ManagementはほぼDerivativesです。①、②、③、⑧がLevel 3ならではの範囲です。②と③はPortfolio ManagementのIPSに関する科目であり、午前のEssayのメインになります。⑧はLevel 1のEthicsに出てきたGIPSをさらに詳細に扱ったものです。①は完全に新しい範囲ですが、ここ数年のCMAでも扱うようになってきたので、馴染みがある人も多いかもしれません。⑥と⑦は新分野ですが、内容的にはかなり簡単であり、午前、午後ともに満点を狙っていく科目になります。
次回から、まずは午後のMultiple Choice、次に午前のEssayの順で対策を見ていきたいと思います。