現役アナリストのCFA(米国証券アナリスト)受験ブログ -6ページ目

現役アナリストのCFA(米国証券アナリスト)受験ブログ

現役の証券アナリストによる雑談ブログ。

今まではLevel 1及びLevel 2中心に見てきましたが、今回からLevel 3を見ていきたいと思います。

 

Level 3は、午前がEssay、午後がMultiple Choiceの出題形式になります。午後はLevel 2と同じ形式であり、難易度も大きくは変わりません。午前のEssayが最大の関門になります。まずは、Level 3で新たに出てくる科目を見ていきます。

 

  1. Behavioral Finance

  2. Private Wealth Management

  3. Portfolio Management for Institutional Investors

  4. Asset Allocation

  5. Risk Management

  6. Trading, Monitoring, and Rebalancing

  7. Performance Evaluation

  8. Global Investment Performance Standards (GIPS)

 

上記のうち、⑤のRisk ManagementはほぼDerivativesです。①、②、③、⑧がLevel 3ならではの範囲です。②と③はPortfolio ManagementIPSに関する科目であり、午前のEssayのメインになります。⑧はLevel 1Ethicsに出てきたGIPSをさらに詳細に扱ったものです。①は完全に新しい範囲ですが、ここ数年のCMAでも扱うようになってきたので、馴染みがある人も多いかもしれません。⑥と⑦は新分野ですが、内容的にはかなり簡単であり、午前、午後ともに満点を狙っていく科目になります。

 

次回から、まずは午後のMultiple Choice、次に午前のEssayの順で対策を見ていきたいと思います。