「私が一番若いんですよ~w」
4回目ポラ時、聖京香さんの一言で、満座の劇場がドッと沸く。
「あ、今の忘れて~w、私は小結、この後横綱が3人位出てきますから」
そう、この日は熟練のベテランたちが競演する熟女大会。
中でも特筆すべきは小さな大御所御幸奈々姐さんのロック初乗り。
また、近年鶯谷SMショーやキャトファイトなどの舞台で活躍するわかみほ姐さんのスト久方乗りも注目される。
そして、愛しのようこ姐さんも。
吉原から上野へ、そこから東海道線で桜木町降りを狙ったが、乗り換えに失敗し、戸塚まで行って横浜へリバース。
当初の入りの予定時間より大幅遅れ、汗みどろになって浜劇に着いた。
全国のユーザーさんのために今週の看板&外観撮りをしていると、横浜ロック座松本社長が後ろから「女のコといっしょに撮らなくていいですか?」と気さくに声をかけてくれた。
促されるように劇場にインする。
2017.8.26(土)@横浜ロック座3回目御幸奈々さんダンス~4回目わかみほさんポラ時
満座に立ち見。
注目の香盤だけあって、予想通りの混みようだ。
下手最後の二席が赤ではなくピンク色になっており、女性優先席になっていた。そこにはちゃんと女性客二人居る。
また、テケツ付近にはTシャツバックプリントに“SECURITY”と大書された男も。
そんな中、手拍子とタンバさんのリズム合わせ、まるでチアリーダーの如く舞う御幸奈々さんが目に入った。
煌々と降り注ぐ投光に照らされ、軽快に踊る。
年季と経験に裏打ちされた豊富な運動量のダンスだ。
さて、今回ともに観劇した元媒体関係者Sさんについて。
15年前、すすきので舞う御幸奈々さんでスト童貞を捨て、以来、御幸奈々さんが乗る劇場に数年周期で通ってるそう。
まるで惑星の如き観劇スタイルだ。
また、往時札幌道劇入口で見た清水ひとみさんの立ち姿に息を呑んだとのこと。羨ましい・・・。
到着が遅れたため3景のわかみほさんを見逃してしまった。
聞くと綺麗な浴衣姿の演目だったそうだ。
5香盤なので、いきなりトリ、ようこさん。
袖下、アコーディオンか扇子のような襞がついた白い衣装。
やっぱ痩せたかなぁという印象。
足の長さ、腰から背にかけての曲線美が際立つポージングは健在。
オープンでは、半裸でチェックのJKミニスカみたいなのを着て陽気に舞った。
また、3景ながら、以前の浜劇時と違って、フィナーレもあり。
総出の後、ようこさんが盆にソロで出され、後ろの他の4人が笑いながら見守る展開。その後パチフィナになり、合ポラが行われた。
4回目ハナは瀬能優さん。
着物を着たピエロのようなダンスから、幅広の白黒ストライプのシャツを羽織ってベッドを繰り広げる演目。
2景は本文冒頭の聖京香さんで、闇の中、衣装に色とりどりのピンポン玉大のランプを点けたショーで開幕。
キャバ嬢ルックにコルセット姿でベッドショーを展開。
3景、注目のわかみほさん。
やはり吊りの演目だった。
出だしはウェディング的衣装に、ウォーズマンのベアクローのようなものを装着。そのナックル部分から緑のレーザー光線が出る。
それを自在に操ったり、自身に充てたりして舞う。
なお、このベアクロー光線はラスト、本舞台でも行われ最後は青になった。
盆舞台、天井に吊り具を着け、自吊りに。
大きい。
紫のコルセット装着し、ダイナミックな宙空芸。
盆では、コケティシュなショートヘアを地につけ、見応えのあるダブルL。
いずれも浜劇では狭く感じられ、浅草のような大きな舞台でより映える気がした。
ここで3回目が終わり横浜の街で待つSさんと合流するため、劇場を出る。
前日地上波でストが取り上げられ、女性客の存在も徐々に増えてきているようだ。
ともに、日ノ出町、黄金町、福富町界隈も復興して欲しいと思う。
↓ 矢沢ようこさん