2013.10.13(日)@汐花

場所は根津である。
作家・池波正太郎の『剣客商売』で度々舞台となる地で、スト写真展が行われている。
撮り手はご存知ストカメラマン、原芳市氏だ。

展示は20数点あった。
いずれも『ストリッパー図鑑』に納めれているものから抜粋されており、モノクロ。またこの図鑑が発売当時の倍の値6,000円で売られていた。
もっとも印象に残ったのが、踊り子さんの横で転がっているヒモの図。手に包帯が捲くってあり、指詰した後っていうのが明らかわかる。
正直見たくなかった。コレが強烈すぎて他の写真のインパクトが相殺されたというか・・・。
また、他にも8さんとのハードボイルド的ツーショットや、太ももに墨入った踊り子さんの写真などがあった。
一方、汗ちぎる若い踊り子さんのショットや、様々な化粧前風景も見られる。

これら1974~80年頃、300ものスト劇場が群雄割拠していたそうだ。
誇り高き踊り子たちの肖像は、時代同様エネルギッシュに感じられてた。


↓ 細い路地が続く根津・千駄木。江戸へタイムスリップ・ストリップ
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↓ ヴィンテージを超えた建物。現役で使用されている
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↓ 「愛してやまない踊り子」・・・原氏の熱い思いが伝わってくる
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↓ ~20日まで開催中だ
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