2012.6.2(土)

2番、川中さん。5中上野ぶり。
和服だった上野と異なり、今回はウェディングドレスで登場。そして次曲もポニーテールで、マタドール風の細い正装でダンス。どちらも小顔に見え、そしてスタイルのよさが信じられないくらい引き立ち、表情は可憐ささえおびている。ちょっっと別人のような感じだ。
それにしても、今回のダンスは、今までにも増してボディバランスが際立って見え、素晴らしいものがあった。そしてベッドでも、インストゥルメンタルのBGMがで独特の緊張感、またその後「部屋とYシャツと○○○」(これは上野でも選曲してたかな)で懐かしさをも醸成していた。
ポラのとき「今回は特に気合入ってたんじゃないですか」と伝えると恐縮しながら、ポラコメに「開館記念ですものw」と書かれてあった。道劇のエースといっても過言ではない理沙子さんとして、やはり気が漲っていたのかもしれない。
2回目は、和服(上野で観たものと違いひな祭りのように赤基調で煌びやか)で水晶のドクロと(キスしたり)戯れるもの。最後暗転前、短刀で首を掻っ切るポーズを見せて終わった。
2回目のオープンは上野でも魅せたS○x On The Beach! 
いや~、あがりますわ。渋谷の低い天井を利用し中空にぶら下がっての開脚、舞い、いいですねぇ。
年配のストファンで1回目のポラ列にて、「上野でみて、この人を応援すると決めた」という人もいた。余談ながら。

3番、青山ゆい。初見である。以前、確か道劇のチラシか何かで香盤写真に載ってて、ルックスはいいなと思っていた。
ファンらしき、麦わら帽を被ったおっちゃんから、登場そうそう「ゆいちゃーーーん」と声援がかかる。その後も最後まで手を振ったりしきりに応援。
確かに、愛嬌がある顔立ちで、応援されるのもわかる。
しかも、ダンスが非常にいい。
ポラ買うこと決定。
ポラ着は、薄ブルーベリー色の野球のユニフォームで登場。だたポラ声は、アイドル声ではなかった。
2曲のダンスがとくに良かったことを告げると、大喜びし、ほぼ新作であることを教えてくれた。
要注目の踊り子さんが、またひとり、増えてしまった、、、。

4番、川村あいね。同初見。先の同じおっちゃんからまたも「あいねちゃーーーん」との声援が。共に東洋所属らしい。
ダンス、いい。身体はやや大きめで若さというかパワーが散見できた。
またポラ買いか・・・と思ったが、なんとかそこまではいかずにすんだ。

5番、さぁ、目黒あいらちゃん。
椅子が本舞台中央に置かれ、横文字が入ったハットを被って登場。先週のTSでの初見作ほどの衝撃はなかったが、3点ブリッジを決めたり、そこからの立ちも決めた。あいらちゃんは顔はいかにも、例えば鈴木沙理奈さんみたいに、大阪にしかいない女の子みたいな感じだが、身体、肌は全国的に綺麗だ。今回、腰の辺が怪我か何かで赤く2本線のようにやや傷ついていたの気になったが、まさに愛裸である。
ポラ、迷ったが、その後のオープンと2回目以降の作に期待して撮る。前回書いたように覚えられていた。そして、デジ、横で撮ったが、いや~いいのが撮れた。ふっくらとしたあいらちゃん。キュートなシド&ナンシーのようだ。
そういえば渋谷のポラの返却、受付で今は先ず踊り子ではなく自分の名前を言わないといけない。それで仕分けしているとのこと。あいかわらずスタッフのある一人の物言いはどこか喧嘩腰だ。
さて、期待のソロオープンショーだが、勢いのいい洋楽を背に煌びやかな一枚着物を羽織って登場。
さびのシャー シャァー シャーという部分で、
笑顔で手裏剣を飛ばすようなポースをするあいら。あいらちゃん見えぬ手裏剣を下手に放つ。と、ここで逆におっさんのストファンも手裏剣で反撃。それを受けたあいらちゃんは、やや笑いながら苦しそうにうずくまってみせる。
おいおい、ストファンよ、もっとあいらちゃんの手裏ポーズを見たかったのに、そりゃないだろうよ。

2回目に行く前に特筆すべきものとして挙げられるのが、フィナーレのあいらちゃん。
カウボーイハットにジーンズ風のシャツ、そしてヒール姿のこともあってか背が高く、非常にスタイルが映えて見えた。
さらには、大阪固有のキュートな顔立ちに、あいらアヒル口、いや~イイネ~♪
今回のフィナのジーンズシャツはバックプリントとして‘愛裸’の文字があり、また四つん這いバッグで○交をしているイラスト等描かれていた。
このシャツ、先週のTSでも同じものを着てて今日も来てたファンがいたし、また同フィナで川中さんも同じものを着ていた。
そして、2回目。盆に羽毛のマットが敷かれ、本ステには緑色で花が絡まったロープが吊るされた中、薄暗闇で踊るあいちゃん。白いヒップホップ系、ピンクの紐のスニーカーでの真にカッコいいダンス。盆の羽毛はライトに照らされると闇の中青い蛍光色に揮発する。途中ペンライトをかぶり客5人くらいに配るが、なんとダンスは薄闇のまま終わる。
その後自吊。これはさすがにアゲハさんの空中芸のようにはいかない。先に記した腰の辺りの赤くなった跡、この練習でついたものだろう。先週のTSでは見られなかったし・・・。う~ん、踊り子さんは大変だ。
そして、ロープに絡まったまま、突然あいらちゃんが発声。
「その魔法のペンライトで、この緑のロープを照らして下さい。」
たまたま盆から後方に移動していた客のペンライトからは青い光線が一直線となって伸びているのが見えたのだが、かぶり客の光線は正直みえなかった。
ただ、ロープに光点が沢山光っていたので多分照らせていたのだろう。
それによって、ロープから解放されたあいら姫。そこから盆へ。
あいらさんのチャレンジングな創作意欲を見れた演目だった。
最後暗闇の中でライトを回収していたが、真っ暗なのでやや難航してたようだった・・・
そして、オープン。これも1回目のOPと同じ羽織で、楽しげであがるものだったが、On The Beach ではなかった。3回目も手裏剣で、道劇所属の川中さんがやったから遠慮したのかなと思った。On The Beachの振りはいずれ見ざるえないだろう。

トリ、匠悠那。
中世のヨーロッパ貴族の男女を描いた早変わり作。3回目は見なかったのだが、多分この日は1個出しだった。
最初女性でおどり、ダンス終了間際、雷鳴に驚いて袖に。
早変わりで仮面にマントの男性に。激しく踊るなか仮面がずれるようで、頻繁に手でおさえたり、戻したりしていた。
あいらちゃんの1、3回目の作同様に、見るたびによく思えた作品。TSでみたヒヨコのような凄みはなかったが、早変わりを見事に演じた感があった。
そしてオープンは、H○PPY DAY。サビにあわせて拳を突き上げる客。この日一番の盛り上がりか。
2回目のソロは椅子にのって客席の方まで少し来た時は、盛り上がり具合といい、アキラさんの道劇での引退週を思い出した。
ちなみに2回目のポラは仮面にマントがポラ着で、仮面のまま皆さんポラを撮っていた。

さて、今回の公演、まだ書いていない衝撃があったのだ。
これだけものを見せられても、まだインパクトのある出来事がおこる、スト。
何と可能性に満ち溢れたものだろうか。

つづく

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