最近じゃめったにないことだが、僕は大学時代一時期鬱になってしまったことがある。

  これは医者にかかったわけではないので、本当に鬱なのかどうかは疑問だが、稽古にも出ず、大学の授業にも出ずにずっとごろごろしていたときがあった。

 最終的には僕の戦友がやってきて、一気に僕を外にひきづりだして、一件落着となったわけだが、あのときの家の中にこもりっきりになって布団の中で寝ていたら、今の僕はないだろう。


 僕はひとりでいるのがほんとうは嫌いなのだ。

 誰かにいてほしいと思う。

 それは別に彼女とかではなくてもいいのだろうけど、劇団を旗揚げしたのも、自分のまわりでわいわいしてるやつらがいればそれはそれで楽しかったからなのかもしれない。