富山「焼肉店」で起こった生肉による食中毒事故。
焼肉を食べに行ってまさか、死に至ることなんて誰が
想像しただろうか。
ショッキングなニュースとしてあっという間に日本中に
知れ渡っていく。
焼肉が一皿100円。とか、ユッケが500円以下で食べられる。
昔なら考えられなかったことが、なぜ今食べることが出来るのか。
多くの人は、おそらく、企業努力によって実現したのだろうって
漠然と考えていた人が多数いたように思える。
顧客が今何を求めているのか?
マーケティングとは、顧客ニーズをつかむこと。
これが原点である。
安かろう悪かろうでは売れない時代。
「安くておいしい」が売れるキーワード。
価格が顧客に与えるインパクトは何よりも大きい。
だが、価格訴求に走りすぎた結果、本来、顧客が当たり前と思っていた
製品そのものの品質のボーダーラインを超えてしまった。
品質とは、「顧客ニーズに始まり、顧客満足に終わるもの」
私は、そう理解している。
残念ながら、今回の事故は
「顧客ニーズに始まり、一か八かの顧客満足に終わるもの」だったのかも
しれない。
ビジネスの目的は、満足した顧客、利益に繋がる顧客を創出し、維持すること。
価格訴求に特化したマーケティングは顧客の創出には
効果があったかもしれない。
現に事件があった焼肉店は急成長し店舗数も倍増させている。
しかしそれは一過性のものだったことも事実。
維持することがいかに大変なことか。
マーケティングとはそこまで考えてこその戦略である。