おはようございます!増田です!
現在も熊本地震により寝る場所もままならない方が多くいらっしゃいますが、エコノミークラス症候群によって病院に搬送されるというニュースをよく目にします。
今日はエコノミークラス症候群について、少し説明させていただきます!
一般的には飛行機のエコノミークラスなどで長時間同じ姿勢で過ごした後、動き始めた時に呼吸困難やショックを起こしてしまうことからこのような名前がつけられましたが、エコノミークラスのみならずビジネスクラスや車の長距離運転手、夜行バスなどにも同様の症状が見られる事があり、今までもテレビなどでもたまに見かける事がありました。
長時間狭いところで同じ姿勢でいると足の血流が悪くなり、静脈の中に血の塊ができる事があります。そして窮屈な姿勢から動き始めると、この塊が血管の中を流れ出しやがて肺にまで到達してしまいます。
足の血管よりも肺の血管の方が細くなっているので肺の血管に詰まってしまい、症状が出てくるのがエコノミークラス症候群です
症状としては肺の血管が詰まってしまい酸素と二酸化炭素のガス交換ができなくなってしまうことから、体が酸素不足を起こしてしまいます。それにより、呼吸困難やショック、全身倦怠感、動悸、冷や汗など様々な症状が出てきます。
予防策としては、
①水分不足も影響するので長時間同じ姿勢でいる時には十分な水分を摂り、逆にアルコールやコーヒーなど、水分を排泄してしまう飲み物はあまり摂らないようにする
②定期的にトイレに立ったり、足を上下に動かすなど、適度な運動をする
という事を意識すると発症リスクが抑えられます!
先程ご紹介した通り、飛行機や夜行バスなどの長距離移動で起こるリスクは誰にでもあるので、皆さんもそのような機会があるときは注意していただいた方がいいと思います!

