春になりプロ野球やJリーグも開幕し、最近では水泳のリオ五輪代表決定など、メディアでスポーツ関係のニュースや番組を見ることも多くなってきましたね(^^)
そんな中で今日はプロ野球選手やプロサッカー選手が試合中に噛んでいるガムの話。
メジャーリーグなどでは試合中もみんな何かしら噛んでいるイメージが強いですが、日本のプロスポーツでもよく見られる光景です

ただ、プロ野球では試合中にガムを噛む事を禁止している球団もあるようですね!
このように日本では「格好つけで噛んでいる」「マナーが悪い」と言われることもあるかと思いますが、ガムを噛んでいるのにはちゃんとした医学的な理由があるんです
ガムを噛むことによる大きな効果としては、
①集中力の向上
②リラックス作用
の2つがあります。
なんとなくこういう効果があるんだろうな、とわかっていた方も多いかと思いますが、ガムを噛むだけでなんでこの効果が出るのか?
それには「セロトニン」というホルモンが関係しています

セロトニンは感情の起伏をコントロールする神経伝達物質の1つで、不足するとうつ病や不眠症などの原因になってしまいます
このセロトニンを増やすのは「リズムを意識した運動」です!
まさにガムを噛むときの咀嚼運動ですね

ちなみにリズムということでセロトニンと関係があるかはわかりませんが、
人の体をリラックスさせ、神経を鎮静状態にするリズムの速さは80~100BPM
興奮状態に持っていき、身体を活動状態にするのは120BPM前後
といったように、リズムの「速さ」も人の身体に影響を与えることがわかっています

それと同時に、音の出す波=音波 も重要です!
音波が人間の皮膚に当たった時に、当たった場所から体内に「ケラチノサイト」という物質が放出されます。
ケラチノサイトが体内の神経を伝わって脳まで伝わることで、神経の鎮静作用・リラックス効果があるという研究結果があるのです
その作用を出すには音波が体にしっかりと当たることが条件になるので、ベースの音がちゃんと出るスピーカーや音楽の選曲が重要です!
例を挙げると、
リラックス効果を高める為には、言葉を理解する為に左脳を使わなくて済む「洋楽」の中で、リズムがしっかりとわかり、かつ80~100BPMの曲が多い「R&B」が良いです(^^)
音楽を聴くときなどは参考にしてみてください
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