仙台写真月間の
最終週は
中村千鶴子さんと
沼田つよしさんの作品です
まずは
『断崖に響く』
岩手県田野畑村の
風景とスナップ
獅子舞であったり
地域特有の行事などが
並べられています
また
沿岸部ということもあって
象徴的な
震災の遺構の写真も
あります
作者のコメントによると
この地域は原子力発電所の
候補地だったようですが
住民が拒んだため
設置されずに
福島のようにならなくて
良かったと言うことが
書かれていました
それ故の景色なのだろうなと
思いました
そして
『地の花』
田野畑村よりも北へ移動して
大鰐町の風景
知人のために撮影した写真が
原点のようです
どこにでもありそうな
風景
でも
時の流れによって
開発が進んだり
あるいは
人口減少によって
荒廃したり
知人の子供にとって
親のふるさとがどのように
変わっていったのか
タイムカプセル的な
写真のようです



