インビクタス/負けざる者たち
クリント・イーストウッド監督、最新作品です。
南アフリカであった実話に基づいて作られています。
ので、映画のお話に入る前に少し南アフリカの歴史を思い出しましょう!
今では考えられないような話が、1994年、ほんの16年前まで行われていたのです。
南アフリカでは長い間、アパルトヘイト(人種隔離政策)が行われていました。
黒人をはじめ、有色人種への差別が徹底的に行われていたのです、それも法律によって。
レストラン、ホテル、電車、公園から公衆トイレにいたるまで公共施設(みんなで使う施設)は
すべて白人用と白人以外の人用に区別されました。
また、黒人は市民としての権利を一切与えられず、もちろん選挙権もありませんでした。
そんな、アパルトヘイトへの批判が、国連をはじめ世界各国から叫ばれるようになり、
1994年の春、とうとうすべての人種が参加する選挙が行われました。
その選挙で選出されたのが、この映画の主人公、
27年間も牢獄にとじこめられ、南アフリカ初の黒人大統領になった”ネルソン・マンデラ”。
さて、この映画はネルソン・マンデラが大統領になったところから始まります。
公式的に差別的な法律は撤廃されるが、そう簡単に意識までは変わらず・・・。
大統領は黒人と白人達を一つにしないとこの国は滅びると危機感を抱いていました。
そこで、1年後の1995年に南アフリカで行われるラグビーのワールドカップに着目した大統領。
しかし、南アフリカの黒人達にとって、ラグビーは白人が愛するスポーツ、
まさにアパルトヘイトの象徴ともいえるものでした。
さて、ネルソン・マンデラ大統領はどのようにして国民を一つにしたのか・・・。
ってお話し。
クリント・イーストウッド監督の前作「グラン・トリノ」同様、じわじわっと気持ちが高ぶってきます。
また、この映画を作るにあたって、当時を忠実に再現しようと、
選手達のユニフォームの生地から織ったり、本物のラグビー選手達を起用したりと・・・
こだわりも半端じゃないようです。
ラグビーに詳しい人も、そうでな人も楽しめる映画です。
2月5日公開です!!
