13階段☆☆☆☆
宮部みゆきさんがこの本を読んだ後の言葉だそうです。
内容は、犯行時の記憶を失った死刑囚の冤罪を晴らすべく、刑務官・南郷が、前科を背負った青年・三上と共にに調査をしていく話し。
内容かなり濃いです…。
刑務官・南郷は、刑務所にいる殺人犯を見て、少なくとも同じ数だけの犠牲者がいる事に気付いた日から犯罪者に対して厳しく取り締まるのは当然だと、刑務官としての出世街道を進んで来た。
やがて、死刑を執行する役に選ばれ、死刑囚の刑が執行されるまでの過程やその背景を知る。
死刑を執行する側、その心に消える事なく重くのしかかる苦悩…。
また、前科を背負った青年・三上は、
自分のせいで家族が背負った想像以上の苦労や、世間からの冷たい風当たり…。
さらには、数年で仮釈放され世間に出てくる殺人犯に対する被害者家族の行き場のない怒り…。
政治的な角度から見た死刑制度の矛盾…。
これらの要素がふんだんに組み込まれながら話しが進んで行く。
とにかく、濃いです…。
コテコテです…。
ウーロン茶を片手にどうぞ。
