オペラでひとつの役を演ずる場合
リブレットといって音楽無しで登場人物達の言葉とト書きだけを書いたものを読み込みます
それからあれば原作を読んだり
自分が演じる役がどんな所に生まれ育ち
何を大切に想い
舞台に踏み出す前の日、2時間前、5分前・・・何をしてたか
どんな風に歩く人だったのか
いつどんな風に笑う人だったのか
朝起きたらどんなカップでお茶を飲んだか
悲しい時に泣けたか涙を飲んで微笑んだか
とにかく色々を妄想し続けます
この前歌ったコンテッサは私にとって
「信じる美しさを持ち続ける人」だったので
聖書関連の書物を読み続ける事で役が身体に入りました
それから木洩れ日や水がくれる光、月などがいつも頭にありました
さて、前置きが長くなりましたが本題です
今取り組んでいるエリザベッタです
リブレットを読んで
???(?_?)??(?_?)
こりゃー歴史を勉強せねばエリザベッタにはなれない
今までの時代背景への妄想だけではとてもとても
変わりゆく宗教、政略結婚、王家と教会の力関係
そんなものを肌で感じ心傷めながら生きている女性
困っているとこんな本をアマゾンで発見
m(_ _)m助かった!!
そして面白い!!
頭の中の世界がどんどん広がっていきます
エリザベッタは実在の人物でしたから
肖像画も載っています
当時周りにいた女性達にくらべて
あまり美しくない彼女
本を読みながら何度となく
肖像画のページに戻り話しかけます
「切ないね。苦しいね。あなた大変ね。何を思うの?」
まだまだ他人事な感じ
これからエリザベッタと私がどうなっていくか楽しみです♪
そういえば、他の人たちにくらべて肖像画のエリザベッタは色黒です(^w^)
仲良しになれそうね♪
