この写真のこの道が
私の『聖なる道』
この建物が
私の『心の教会』
ここに偉大なる作曲家
ジュゼッペ・ヴェルディが眠っているのです
初めてここを訪れた時
私は歌うという事の意味がわからなくなっていて、歌っていても全然楽しくなかったのです
ただただ苦しかった
でも歌いたかった
そんな時ここを初めて訪れました
マエストロヴェルディが作った音楽家のための養老院の中庭です
なんだかしらないけれど涙が溢れて溢れて止まりませんでした
泣きに泣いてヴェルディ養老院にお住まいの先生のレッスンに行きました
そして初対面の先生の前でも泣きに泣き
ひさしぶりに気持ち良く歌いました
そうだっっ、私は歌が大好きだから歌うんだよ
一番大切なことを忘れていました
一番大切なことをなくしてしまう所でした
それからはレッスンの前には必ず中庭に行って
マエストロヴェルディのお墓でしばらく過ごしました
最初の頃は長くいて泣いたり、機嫌のいい日は挨拶のキスだけ贈りに行ったり
とにかく私にはなくてはならない場所でした
イタリア最後の日
バラを3本買うお金だけ残しておいて
一本は歌の先生LINAに
一本はGiuseppeの隣で眠る彼の愛したGiuseppinaに
そして最後の一本はもちろんVerdi大先生へ
彼のお墓まで入って彼のお墓に私も寝そべって抱き締めてきました
grazie,grazie
って何回も言いながら
あぁ、Caro Maestro
この美しい思い出を書くつもりじゃなかったのに
胸が熱くなって長くなりました
しかも電車なのに泣きそうです
本当に書きたかったことは明日にでも書きます
Maestro、とにかくあなたに感謝しながら生きています

