昨日の夕方、「千代田の野鳥と自然の会」の室内講座、
首都大の加藤先生をお呼びして南硫黄島の自然環境に
ついて、実際に調査をされた体験談をご紹介戴いた。

きっかけは2年前に秋葉で産学連携のセミナーがあり、
科学技術関連の先端技術がほとんどのテーマの中、
やや異質なこのテーマがあり、趣味的な興味で聞いて
みたら、あまりにも面白く、会の皆に紹介したいと
そのあと、首都大まで出かけて牧野標本館に勤務されて
いる加藤先生にお会いして講座を依頼してあったのが
やっと実現したもの。

硫黄島は例の戦跡で有名だが、その南北に北硫黄島と
南硫黄島があり、北は戦時中に強制疎開などで人が
住んだことがあるが、南は絶壁に囲まれ、寄り付けない
無人島。竹芝から船で25時間の小笠原父島からさらに
漁船で17時間かかるという。

調査の速報がこれ↓
http://www2.kankyo.metro.tokyo.jp/sizen/isan/minamiiou.htm

TVでも何回か放映されたようだが、昨日は生の体験談、
迫力に加えて、先生の熱意がひしひしと伝わって、皆、
感激だった。小笠原のビジターセンター専用と言う、
柳生博さんのナレーションのビデオもよかった。さすがに
プロカメラマンの映像はすごい!

小笠原、行きたくなったなー、

え?そうそう、週に1便しかなく、最低1週間の休みが
取れること、これは何とかなるかな。

そして船酔いを克服すること、これが一番大変だ。
以前、八丈島に行ったとき、大島あたりで酔ってから
八丈に上陸するまでだめだったことがあるふらふら