木曜日、秋の再開店から行列が続いているので
遠慮していた神田藪蕎麦、旧店舗に一緒に入った
ことのある取引先と約束していたのだが、直前に
キャンセルが入り、その気になっていたこともあり
同じ日時になじみの客を誘って行ってみた。
秋葉原駅の電気街口で11時15分に待ち合わせ、
ぶらぶらと藪に向かい、開店の11時半前に着いた
その前に通ったあんこう鍋の老舗、伊勢源も開店
待ちが数人あったが、
藪の行列は開店後も途切れずに長くなるばかり。
人気は相変わらずだった。
外観は以前の面影を残し、低めの二階建て、
この見識は浅草並木藪と共通するものがある。
店内は小テーブルをうまく並べて客数はかなり
入る。二人で席につき、さて、としばし考えたが
ここは浅草との比較で、と、鴨なんばん、まあ
まあの待ち時間で出てきて例の緑色の強い
蕎麦を戴いた。つゆの味は絶品だが、比べる
とすると浅草のほうが好みかな、というのが
二人の共通見解。
まだ行列が続いているので早めに席を立ち、
鳥すきの名店、ぼたんなど眺めて、ちと甘味
でも、と、竹むらにも寄って、あわぜんざいを
帰りに神田まつやの様子を見たら数人の待ち
で、相変わらず賑わっているようだった。


