笹本稜平原作の同名小説の映画化。



鳥仲間のあんでぃさんが6月14日の公開まもなく

見て、良かったと言うので見たいと思いながら

なかなかチャンスがなかった。


立山を舞台としているのでこれまた鳥仲間の

たましさんが6月に行ってライチョウを見てきて

いるのでそれも見たかった。


これがたましさんの撮った写真の中の1枚。


公式ページの予告動画から借用




ということなのだが、中々見られないまま、

書店で原作を手にして読んでみたら、実は

原作の舞台は奥秩父、信濃川上に下りて

行くとお母さんがやっている民宿があるとの

設定。

よくある、読んでから見るか、見てから読むか

の選択になったが、とりあえず原作を読了、

結構はまり込んだ物語で、木村監督が映画化

にあたってストーリーを生かすために舞台を

立山にしたいと著者に依頼、了承を得たとは

言うが、どうなのだろうと、カミさんには原作を

渡しながら、やはり先に読んだほうがいいかな、

と言っておいた。

ところがまだ1ヶ月過ぎなのに上映スケジュール

を見るとイオン各店で朝早くか夕方遅くの1回

しかない。そのためにチャンスがなかったが、

まあまあ近い羽生店が9時35分だったので

向かってみた。


で、見た感想としては映画が先のほうがよかった

か、立山の自然の映像や特別出演?のライチョウ

は良かったけれど、原作とは違うストーリーにして

あるところも多く、期待したアズマシャクナゲの群生

も出てこなかった。ただ、たしかにそのまま映画化

しても映像作品としては難しかったかも知れず、

映画と小説の性格の違いだろうな、と納得。

他の笹本作品を読んでみようと思った。