2週続きの連休初日、ちと情報入手が遅れたが
ベニシアさんの仲間たち展が松屋銀座であり、
近くのシネスイッチでは映画「ベニシアさんの
四季の庭」があるというので、京都の映画館
では立ち見も出ると聞いて、出張帰りにチケット
を購入しておいて、はしごした。
まずは飯能から池袋経由有楽町に昼前に着き、
早めのランチは「まるごと高知」の2階で新鮮な
刺し身定食、ブリ、鯛などの白身が4種、分厚くて
食べ応えがあり、薬味にも工夫があって美味かった。
このために出てきてもいいと家族の評判も上々。
その後ショップでお気に入りの土佐の銘酒「司牡丹」
の中でも土佐錦だけを使った特別純米と、ぴたり合う
つまみ、老舗・福辰の酒盗(辛口)を購入、松屋に
向かった。
会場は当然ながら女性、はっきり言えばおばさん方が
多く、おっさんはたまに連れとして見かけるくらい。
皆さん熱心に展示やビデオに見入っていた。出口近く
の関連グッズ売り場も大混雑、その後も続々と入場
していた。会場内は撮影禁止なので画像はなし。
歩き疲れと映画まで少々時間が合ったので地下の
カフェに行ってみたが座れず、隣のお茶カフェにして
めずらしく玉露など戴いた。
映画・四季の庭は全編NHKTVの「猫のしっぽカエルの手」
をまとめたような流れだったが、後半、ご主人のトラブル、
娘さんとの生活の様子など、ベニシアさんの生まれ、育ち、
大原に住んでからも多くの苦労があったにもかかわらず、
淡々と話す姿にある種の悟りを感じた。四季折々の詩に
もそれが表れているのを改めて知り、単なるガーデニング
物語ではなかった。
余韻にひたりながらも池袋に着くとやはり食い気、季節の
栗きんとんを買い求め、帰宅してから早速土佐錦・純米を
一杯、いや数杯、お疲れ様!


