長いようでたぶんあっという間に過ぎる夏休み、
まずは何とか予約できた鹿沢温泉の老舗旅館へ
向かう前に湯の丸高原・池の平湿原で花と鳥、
蝶などを楽しむことにした。
帰省渋滞のピークと予想される10日土曜日の朝、
関越の渋滞状況を見ながら嵐山小川まで一般道
に決めて渋滞の先に出た。ここで横川SAの先が
事故渋滞と出ていたが、SAで一休み、昼飯など
仕入れている間に何とか流れ、余裕の昼前に湯の丸
高原から池の平への登り道、今年はシャトルバスも
なく、マイカーで駐車場まで行ける。何か鳥の声でも
と少し窓を開けるとキョロンキョロンといい声、思わず
車を止めて見ているとホオジロのさえずりにアカハラ
の姿、アサギマダラも目の前、オオアカゲラまで姿
を見せてくれた。
出足好調と喜んで駐車場へ。湿原に向かう足元
にはキベリタテハ、周囲にはニッコウキスゲや
ヤナギラン、ハクサンフウロなど花盛り。
猛暑日、しかし、湿原の標高が2000mあるので
駐車場についたところで23℃と別世界。軽井沢
でも暑かった日にまさに「避暑」だった。
今が盛りのヤナギラン
これはウスユキソウ、セイヨウウスユキソウは
エーデルワイスと呼ばれる花
早くもマツムシソウが咲いていて秋の気配もする
広い湿原の中ほどに見つけて鳥用の超望遠で
ルリビタキやメボソムシクイのさえずりを聞きながら
湿原を一回りして見通しが良ければ富士山も見える
ポイントまで歩いたが、あいにく薄い雲を通しても
見えるような気がしただけ。でもここで一休みして
いる間にホシガラスの鳴き声が聞こえ、探していると
向かいの山でひらひらと飛び、何とかキャッチ。
しかしはるか遠くで大トリミングしてやっとこんな証拠
それでもほぼ目的を達し、大満足で宿へと向かった。








