昨日、「千代田の野鳥と自然の会」の定例調査の一つ、

お濠周辺の水鳥調査を行った。

毎年1月末前後の土曜、皇居のお濠全部と日比谷公園

の二つの池、会議事堂の前庭、北の丸公園の池など、

手分けして午前中に回る。


今回は晴天に恵まれたものの、風は冷たく、ちと厳しい

かとは思ったが、久々に新人も加えて参加者も多く、

元気に日比谷の交差点からそれぞれの担当コースへ

スタート。自分の受け持ちは日比谷公園から桜田濠、

半蔵濠、千鳥が淵と結構距離のあるコース、しかし、

ヨシガモなどのカモ類が多いところ。ちなみに馬場先濠

方面はミコアイサが期待できるなど、それぞれ楽しみも

それなり。


実は集合前に早めに東京駅に出て馬場先濠から日比谷濠

を歩いたが水鳥は少なく、ミコアイサにも会えず、日比谷公園

でもカワセミがいなかった。調査に入ってまず寄った日比谷

公園でもカルガモのみで残念、それでもその後の国会議事堂

前庭では珍しくノスリが舞ってくれ、シロハラも見かけたので

ちょっと満足。お濠ではキンクロハジロ、カイツブリが多かった

が、三宅坂近くの桜田濠では計200羽ほどのカモ類の群れで、

ヨシガモ、オカヨシガモ、ヒドリガモ、ホシハジロ、ハシビロガモ、

キンクロハジロ、コガモ、カルガモ、オオバンなど勢ぞろい、

ここはなぜか例年多く集結しているポイントで、その後は

カルガモ、カイツブリ、マガモ、北の丸に近いところでハシビロ

ガモの群れ、くらい。他の方面は少な目の結果で、区役所の

ロビーに集合して集計、報告書をまとめ、九段下でランチに

して解散。毎月上旬の東御苑定期調査もあるが、次の大きな

一斉調査は5月下旬の区内ツバメ生息調査、冬鳥は多いが

夏鳥はさてどうだろうか。


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