昨日の昼、日高の自宅近くで見慣れないきれいな蝶を見た。
羽の後端に赤い点があり、飛んでいるときにはギフチョウ
かと思えるような配色、とまったら白黒はゴマダラチョウの
感じだった。車でのすれ違い待ちの間だったのでそのまま
通りすぎてしまったが、スマホでの検索ではわからず、夕方
板橋に帰ってから調べてみるとアカボシゴマダラだった。
Wikipediaより
これはもともと奄美地方のもので、いつのころからか関東
でも見かけるようになり、神奈川のものが中国大陸由来と
わかって放蝶されたものが繁殖してしまったのだろうと
結論付けられて話題になっていたもの。とうとう、近所でも
見てしまった。
ツマグロヒョウモンなどは温暖化の影響でじわじわと北上
していると言われ、近年は都心でも見かけるようになったが
アカボシゴマダラのケースはこれとは違う。しかし、やはり
南国の蝶が関東近辺でも適応できてきたのはなにがしか
気温の変化もあると言えるのか。
「温暖化」に疑問を呈する議論もあり、今年などは太陽の
磁場の逆転で寒冷期に入るのでは?などども言われたが
結果としてはやはり猛暑があり、温暖化は続いているような
体感。
どちらにしろ蝶に罪はなく、大なり小なり人間の活動の影響
ということになるか、さてさて。
