15日の施餓鬼、例年のことながら、暑い最中の行事で
しかも午後2時から。きつい時間帯だが、今回は直前に
暗くなり、一降りして涼しくなったと思ったら、墓参りの頃
にはすっかりあがっていて強い日差しの中だった。
もっとも、参列したほうは半そで、うちわ片手でなんとか
なるが、住職ほか、8名ほどの僧侶の方々はきちんとした
僧服で汗だくだく、首筋にながれていくのが見えるほど。
向かいの列のご婦人は一生懸命若い僧侶の背中をうちわ
で扇いでいた。
そんな光景が始まる直前、暗くなったときに突然頭上から
の印象でカナカナカナ~、とヒグラシが鳴いた。そのあと
何度か鳴いてあとはアブラゼミとミンミン、時折り聞こえる
美味しい~つくづく♪、ヒグラシは夕方と勘違いして鳴いた
のだろうか。それにしても今季初めて聞いた。
暦はとっくに立秋を過ぎ、暑いといいながらも季節は着実に
本格的な秋に向かっているか。