友人のツイート、
@toriyamashu
先日ツイッターで、「青大将がツバメの巣襲ってた!ツバメに代わって今からこいつぶっ殺す!」というツイートがRTで流れてきました。画像付きで。本当に悲しい気持ちになりました。アオダイショウは何も悪いことしていない。処刑される理由がない。 http://bit.ly/p7cThg
これで思い出したのが、何年も前の5月末頃の新潟の
山中での体験。
高い木の小さな穴にゴジュウカラが出入りしていて、
お、子育てだなー、かわいい、と見ていたら、さらに高い横枝に
青大将がいて、近づいていこうとしている。ヤバイ!
しかし、中々うまく近づけない。そのうち、たぶんゴジュウカラ
父さん、が首を伸ばしたりしてさかんに自分のほうへ蛇の気を
惹こうとしている様子。巣穴のほうにはたしかお母さんがいる。
ヒナの賑やかな声もしていたが、さすがに静かになっている。

正直、枝切れでも投げて追い払いたいところだったが、
まてよ、と注視していると、何とか誘導されて細い枝に
からみついてあまり自由には動けていない。
そのうち、なんとオオルリ父さんまで加勢にきて、ゴジュウカラ
父さんと同じように蛇を誘いにかかったので、ついに枝にからみ
きれずに落下、尻尾を巻いてすごすごと?退散していった。
ゴジュウカラ、オオルリ父さんタッグの勝ち!
あとで近くに行ってみると、そこそこ大きい青大将は別の木の
根元のほらでとぐろを巻いていた。食事にありつけず、じっと
耐えるしかない時間帯。
こういう事例を見聞きすると、改めて、自然界の食物連鎖というか、
それぞれが生存するための兼ね合いがあり、必ずしも良い悪い
を論じられない場合も多いことを心したいと思い返す。
「自然」とはなんだろう?