天気がいいので近隣を一回り、まずは坂戸、すみよしの河津桜、
植えてから10年目を迎えるという。まだ二、三分といったところだが、
近づくときれいで楽しめた。川にはカルガモ、ツグミもまだいたが、
ヒバリがあがり、春爛漫。
先日、まだ満開ではなかった高麗家住宅の梅はやっと見頃、
高麗神社で桜祭りを開いていて、思いがけず臼でつきたての
からみもちやだんごをもらえ、雅な巫女舞も見られた。
昼から獅子舞もあると書いてあったが、用事もあるので
巾着田へ回り、近くの蕎麦屋で早めの食事。歩き出すと
イカルの鳴き声やシジュウカラ、カワラヒワ、コゲラ、
菜の花畑にはツグミが多い。菜の花はまだ咲き始めで
ホトケノザが目立っていた。
林の中ではアズマイチゲがまだ寒そうに開き、早春の趣。
蓮田には水が入り、運動場はゲートボール大会で賑やか。
どこでもツグミが多く、そろそろ北へ帰る頃かな。
カシラダカは早くも夏羽に衣替えしてきれいなぐぜりを
聞かせてくれた。
今季は結局、巾着田のリュウノヒゲ（ジャノヒゲ）にも
レンジャクは来なかったようで、期待してきたカメラマン氏
１名に出会っただけ。もっとも、日本全国、どこからも
レンジャクの便りはなく、来季に期待するしかないようだ。