3.11、今日の午後はあの時と同じ、本郷の教室で研究会があり、
講演を聞きながらも色々と思い出していた。
二つ目の講演の途中、大きく揺れて皆、廊下に飛び出し、幹事の先生が
「この建物は古いから大丈夫です!」と叫んだ、「ん?」と思いながらも
教室内へ戻り、どこで何が起きた?とスマホで確認、東北方面らしい。
若い講演者は続ける気まんまん、え?どうなんだろ?と考えている
うちに、そうだ会社のクリーンルームはきっとめちゃくちゃになっている!
と思いつき、同席者に「帰る!」と伝えて飛び出した。
そうそう、古い建物うんぬんは、古いががっしりと建てられたもので
心配ないという意味だとあとで聞いた。とっさに出る言葉は難しい。
何となく地下鉄のほうへ向かおうとしたら大きな余震、街路樹の大きな
銀杏もはっきりと揺れている。思わず塀に寄りかかってしまい、いかん、
と気が付き、駅の構内へ。当然のことながら地下鉄も止まっていたので
結局、上野経由で秋葉原まで歩いて帰社。すでに片づけられていたが
揺れの方向が悪かったらしく、自分の席の後ろのスチール棚が倒れて
ガラスが割れてめちゃくちゃで、もしいたら大けが、で済んだかどうか。
予想通りクリーンルーム内はすべて倒れて、片づけに手間取り、あとは
お決まりのどうやって帰る?になって、結局、結果的には最悪の選択、
午後7時すぎに手分けして何台かの車で送迎、千葉、安孫子方面まで
2人を送って一睡もせずに秋葉原に戻ったのは午前6時!
色々と反省点の多い経験をしたが、そのあとの原発問題さえなければ
まだ、復旧はかなり進んだだろう。チェルノブイリに学べなかった大人と
子供たちに言われるまでもなく、「使用済み」と言っても処理に困るような
ものは人間の扱える範疇にないと改めて思う。