2015/12/19 4:28

Camera:SONY ILCE-7S
Lens:SEL28F20
f=28mm f/2.8 15sec. ISO:3200
※流星はふたご座群ではない


お疲れさまです。今年は冬の訪れがとても遅く、12月に入ってもまるで初秋のような湿った日が続きました。先週の季節外れの嵐が過ぎて、ようやく冬らしい天気になってきましたね。わたしの住む千葉県南部では今がようやく紅葉の見ごろとなっています。先頃は梅が咲いたりちょうちょが飛んでいたりと、冬が来ないまま春になってしまうのではないかとまで思ったものです。とても良い条件で迎えた今年のふたご座流星群ですが、そんな冬になりきらない曇り空に隠されてしまい、満足に観測することができませんでした。

流星眼視観測
12月12日(土)曇 4:45-5:10 5個(すべてふたご座方向)
12月15日(火)曇 21:30-22:00 2個(すべてふたご座方向)
12月19日(土)晴 3:30-5:10 15個(このうちふたご座方向は2個。こぐま座方向もあったが群流星かはわからない)


やっと土曜の朝に冬らしい空になりまして、かなり遅めですがやっと星見シーズン本番の到来といったところでした。流れ星ラッシュは見れませんでしたが、まずまずの収穫でした。
近頃はわたしのよく行く海の観測地も、少しずつですが明るくなってきたように思います。わたしの目が悪くなっただけかもしれませんが、4年前の東北沖地震のときと比べても間違いなく明るくなったと思います。特にこの1,2年で一気に普及したLEDの街路灯の存在が大きいですね。オレンジ色の道路灯や従来製の蛍光灯とちがって光が鋭いですから、少しでも視界に入れようものなら暗さに慣れた目がすぐに戻ってしまいますし、遠くにあってもフレアの原因になるなど撮影の邪魔になります。これが山の中に行ってもありますから、自分の手も見えない暗闇なんて、もうなくなりつつあるのです。どんどんとこういったものが増えて、光が散乱して夜空は明るくなっていくんですね。肉眼で見ることのできる星は6等星のものまで、全天で5,600個あると言われていますが、5年後、そして10年後には見ることができるのでしょうか。わたしは視力が弱いので多分6等星は見えてませんが、寂しい気持ちになります。4年前に、一時の流行りのように少しだけ暗くなった東京を知っているだけに、余計に悔しい思いがします。夜空が明るくなって、星が見えなくなっても多分誰も困りません。おそらくわたしも困りはしないでしょう。そうして何事も得るものがあれば失うものもあるのですから、明るくするなとは言いません。仕方のないことなのです。
でも、きっと大切なものを失います。


23日はこぐま座流星群ですね。規模は小さくマイナーな流星群ですが、一昨年は地獄のナイトハイキングで(電車を乗り過ごして、はるかかなたの駅から歩きながら星を見た)、去年は地獄の夜間マラソンで(なぜか薄着で出てしまい、凍えないように走り続けながら星を見た)観測するなど、なにかと縁があります。月明かりの影響で条件は悪いですが、晴れてほしいものです。