ネメシスでホイール組みは3ペア目。
いの一番にネメシスのリムで自分のを組みたかったんですがお金がなくてハブやスポークが買えませんでした(泣)
組んだ事もないのに有り余るくらいに自身のあったホイール組ですが、やっぱり自分で乗ってみない事にはどんなだかわかりません、その心配に拍車を掛けるように1ペア目のホイールを使っているMrタカから『なんか重くてイマイチ合わないな~今度乗ってみて』なんてメールが度々来ました(汗)
2ペア目の安藤さんは快調そのもの?みたいなこと言ってたけどまだ一度しか乗ってないみたい。


続けざまの台風でなかなかMrタカと走る機会もなくネメシスが組み上がりました。
ネメシスと同年代のCOLNAGOのクロモリフレーム・マスターXライトとはホントによく似合ってるのにな~なんて悦に入りながらちょっとだけ乗ってみたのですがMrタカの呪縛か、なんかスピードがのらない気が(笑)

ようやく2人で走れる機会が来たのでホイールを乗り比べてみました。
Mrタカのリムはアンブロシオのモントリオール。ネメシスとは形も一緒でアルミの材質が違う兄弟リムです。


モントリオールは、時速25kmくらいで流して乗ってる時は『乗り心地がマイルドだな~』くらいで特に何も感じませんでした。30kmほどまで上げてみようと思い踏み込むといつもよりワンテンポ遅れて加速していく感じが. . . . 確かになんか重ったるい。しかし31kmをこえてスピードに乗ってきた辺りからよく走るようになり35kmくらいまではスピードが乗りやすく好印象です。


ネメシスに履き替えると『こんなに硬い乗り心地だったかな~』って印象で次は『脚にくるな~』でした。ワンテンポ遅れるみたいな事はないんですが引きずるように重いんです。正直重量以外30~40km走ったくらいではリムの違いは分かりませんでした。

何が原因だったかって結局スポークのテンションの違いが一番大きかったみたいです。タイヤもタイヤの空気圧もスポークもニップルも同じホイールなのでよく分かりました。

最初に組んで乗っていたタカちゃんのモントリオールのホイールは振れは出てないんですが、テンションが落ちてかなり柔らかくなっていたのが原因で走りが重く感じたみたいです。

ネメシスは自分のホイールなので試しにテンション高めでパンっと張りました。スピードが乗るまでの引きずるような重さはこの張り過ぎが原因だと思われます。

こんなに乗り心地が違ってしまうのは予想以上で驚きましたが、同系統のホイールは一度回り始めてしまうとあまり変化を感じずらく、高すぎるスポークテンションは脚に来るだけでそれほどの恩恵はないのでは?と感じられたのは収穫だった気がします。

あとでわかった事なんですが、タイヤを嵌めて空気を入れるだけでもテンションは下がるみたいですし、ニップルを止めるハトメと言う金具がついたリムはそこから100kmも乗ると驚くほどにテンションが下がるそうです。

100km走って馴染みがでた頃、もう一度振れを取ってホイールは完成ってのもうなずけます。

それにしても出来上がりをイメージしながら適度に集中できるホイール組は楽しい!
思っていた通り私にピッタリなこれは本当にいい趣味ですね。

ネメシスはますます速くなるチームスリジエの仲間に張り合う為のドーピング目的で組んだホイールです。重いわ脚にくるはでとてもその目的では使えませんが、乗り心地も良好で冬場のトルクをかけたトレーニングにピッタリです。
結果オーライってことで(笑)